こんにちは!「頭悪い族」族長のカネさんです。
まもなく受験シーズン、中学・高校入試と受験生はもちろん、それを見守るお母さん方にも多大なプレッシャーが掛かっているものと思われます。
そんな中「努力はしているんだけど”成績という成果に繋がってくれない”」とお悩みではありませんか?。
「毎日〇時間も勉強してるのにちっとも成績が上がらない、やっぱり自分の頭が悪いせいなのか?。」
「頭悪い自分がいくら努力したって無駄だよね?。」
と、考えてしまうのは早計過ぎます。
頑張っても努力しても結果を出せないその理由、それはもしかすると『努力の方向を思いっ切り間違えてる可能性があります。』
そこで今回は「頭悪いせいで勉強が出来ないんだ」と考えてる方に向け『成績を上げるための正しい努力の向け方』について詳しく解説していきます。
1:頭悪い勉強できない子が努力しても成績上がらない3つの理由とは?
1.1:努力しても成績が上がらない理由①:分からないものを分からないまま放置しておく
1.2:努力しても成績が上がらない理由②:勉強の方向性を決めずに勉強する
1.3:努力しても成績が上がらない理由③:小テストをないがしろにしている
2:頭悪い勉強出来ない子の成績を上げる正しい努力の仕方とは?
2.1:成績を上げる努力の仕方①:成績低迷の原因を把握する
2.2:成績を上げる努力の仕方②:理解出来ない部分を深堀りする
2.3:成績を上げる努力の仕方③:基本問題に立ち返る
3:頭悪い勉強出来ない子の努力を成果に結び付ける思考術
3.1:頭悪いから勉強出来ないのではない
3.2:頭良い人が楽して勉強出来る思考術とは?
3.2:まとめ
1:頭悪い勉強できない子が努力しても成績上がらない3つの理由とは?
実は努力しても勉強出来ない子には3つの理由があります。
①分からないものを分からないまま放置しておく。
②勉強の方向性を見つけないまま勉強している。
③小テストをないがしろにしている。
です。
それぞれ詳しく解説していきます。
1.1:努力しても成績が上がらない理由①:分からないものを分からないまま放置しておく。
分からないことや、理解出来ないことが悪いわけではありません。
本当の問題は「分からないまま放置しておくこと。」
これは勉強出来ないと言うより『頭悪い人あるある』の鉄板ポイントです。
どこから理解出来ていないのか?を把握しないまま問題を放置してしまい、気が付いたら授業も全くついて行けない状態になってしまっている。
そんな状態になっていませんか?。
後の項目で詳しく解説しますがこの状態になると、やる気になっても「そもそも自分は何が出来てないのか?」が分からないので、勉強しようにも何から手を付けて良いか分からなくなります。
1.2:努力しても成績が上がらない理由②:勉強の方向性を決めずに勉強する
学校の成績が悪いのは、頭が悪いのではありません。
『自分は何が出来ていないのか?。』
を全く把握しないまま、長時間勉強しようとしてることです。
そもそもあなたは何の教科の何が出来ていないか把握してますか?。
例えば「数学」の成績が低いとすれば「数学の何が出来ていないのか?。」
「方程式?関数?」それとも「図形問題?」
ここを解明しない限り、いくら根性を振り絞って長時間勉強しても結果に結びつきません。
そのためここはぼんやりとではなく、より具体的に炙り出さなければいけません。
「勉強すれば成績が上がる」のではなく「出来てない部分を勉強するから成績は上がるのです。」
そして出来てない部分を勉強するためには「出来ていない部分」「自分が理解出来ていない部分」を徹底的に割り出す必要がありますよね?。
よく「集中出来ないことが悩み」と言う人もいますが、それも「何を頑張れば問題が解決出来るのか?」を明確にしないからであって、目標も課題もなく集中することは困難です。
本来勉強する前に、ここに一番時間を割くべきなのです。
1.3:努力しても成績が上がらない理由③:小テストをないがしろにしている
学校で受ける「小テスト」の答案をどうしていますか?。
ちなみにボクはいつも「0点」だったので、もらったその日に捨ててました(笑)。
これでは一生成績は上がりませんし、実際ボクの中間・期末テストは常にビリっケツでした。
学校で受ける小テストとは先生が『今度の中間・期末テストはこういう傾向の問題を出しますよ?』というサインであり、そのための練習問題でもあります。
意味なく、気まぐれでやってるわけではありません。
そのため小テストで出される問題の特性を理解し、出来るようになると中間・期末などの重要テストで、基本的に良い成績を出せる仕組みになっています。
そのため、小テスト内で出来なかった部分の原因を徹底的に割り出せれば、基本的に長時間勉強する必要ってありません。
なので、小テストの答案は”必ず”保管して徹底的に見直しを行いましょう。
2:頭悪い勉強出来ない子の成績を上げる正しい努力の仕方とは?
努力しても結果に結びつかないと「自分の頭が悪いせいだ」と自分を責めてしまいがちになります。
ですが、努力しても成果に繋がらない本当の理由は『努力の方向性が間違ってること』に尽きます。
そこでまず勉強する前に、以下の3つの仕組みに取り組む事が大事です。
①成績低迷の原因を把握する。
②理解出来ていない部分を深堀する。
③基本問題に立ち返る
では、それぞれ詳しく解説していきます。
2.1:成績を上げる努力の仕方①:成績低迷の原因を把握する
まずは成績の低い教科を「何が出来てなくて成績が悪いのか?」を追求するために『問題・原因・課題』の3つに分けて分析していきます。
例えばあなたが「数学の点数がいつも低い」となった場合で考えていきましょう。
問題
🔷数学の何が出来ていないのか?。
例:
✅方程式?
✅関数?
✅図形問題?
そして最も重要なポイントが「それが分からない原因です。」
ここが勉強の方向性を決める最重要ポイントとなるので、ここは「何となく」ではなく徹底的かつ明確に炙り出してください。
本来、成績を上げるための勉強として最もここに時間を割くべきなのです。
原因
🔷方程式の何が分からないのか?
✅Xや数字を移項する際の
+・-に転換するルールが分からない?
✅係数の出し方が分からない?
✅係数で両辺を割る際の
ルールが分からない?
原因を明確に炙り出せたら「最後は何を勉強するのか?。」
ここで「係数」の出し方やルールが分からないと判明したら、それが集中して勉強すべき『課題』となります。
このように、勉強する前に情報を収集して問題と原因を割り出し、課題を明確にすることで、成績UPに直結する勉強が出来るようになり、成績低迷の原因となっている部分をピンポイントで克服することが出来ます。
ここまで炙り出してようやく「さぁ勉強しようか」と、なるわけです。
この問題・原因・課題の割り出しは、大人になった後も『仕事』の場面でメチャクチャ使うことになるので、ぜひマスターしてほしいと思います。
※問題分析の詳しい仕組みを知りたい方はコチラ。
↓
2.2:成績を上げる努力の仕方②:理解出来ない部分を深堀りする
この時大事なのは『間違いの部分を深堀すること。』
「どこまで出来ていて」「どこから間違っているのか?」そこを炙り出した先に、あなたの勉強すべき本当の課題が眠っています。
例えば方程式を解く際のルールは、以下の通りになっています。
方程式を解くルール
①Xの項を左側に持ってくる
②数字を右側に持ってくる
③Xの係数で両辺を割る。
間違った問題の中でルール①・②・③のうち、どこまで出来ていて、どこでどんな間違いをしたか?炙り出していきましょう。
ちなみにボクは間違った問題の中で①と②は出来ていました。
と、言うことは、この問題を間違えた原因は『ルール③係数の出し方と両辺を係数で割るときの割り方』に原因があると割り出すことが出来ます。
すると正しく正解を導き出すことが出来ます。
このようにボクの場合だと「係数の出し方・割り方が出来ていない」わけなので『係数の出し方を徹底的に勉強すれば数学の成績を確実に上げることが出来る。』
と、目標を達成するための最短かつ精度の高い答えを導き出すことが出来るようになります。
2.3:成績を上げる努力の仕方③:基本問題に立ち返る
学校の勉強は「基本」と「応用」の流れで進めて行っています。
そのため基本が出来てないと応用編となる問題が解けないようなシステムになっています。
例えば、基本となる1次方程式や1次関数が出来ていないのに、応用となる2次方程式や2次関数がバリバリ出来るなんてことはあり得ません。
と、言うことは、勉強の方向性として『1次関数や1次方程式に戻り、しっかり関数や方程式の仕組みから勉強し直す必要があります。』
仮に1次関数・方程式が出来てる場合は、以下の問題の可能性があります。
🔷1次関数・方程式は出来てるけど
2次関数・方程式が出来ていない場合。
✅2次関数の場合だと「変化の割合」
✅2次方程式だと「次数」「平方根」
「因数分解」辺りで引っ掛かってる可能性
ならばそこを中心に勉強していけば良いわけです。
「1.1」でも解説しましたが、理解出来ていないものを放置しておくと、遡って勉強するものが増えていってしまいます。
そうならないためにも「出来てないな?」「なんだか理解出来ないな?」と思ったら、即座に何が分からないのかを分析し、そこをピンポイントで徹底的に勉強していきましょう。
3:頭悪い勉強出来ない子の努力を成果に結び付ける思考術
と、昔のボクはそう考えて全てを諦めていました。
もちろん、生まれつきの頭の良し悪しは存在しますし、それによる成果の違いもあることは確かです。
ですが、仮に頭が悪くても『仕組み』を理解することで、頭の良い人に近い成果を上げることは充分可能です。
そこでこの項目では「自分の頭が悪いから何もかもダメなんだ」と考えてる方に向け『成果を出すための思考術と仕組み』について詳しく解説していきます。
3.1:頭悪いから勉強出来ないのではない
「自分は頭が悪いから勉強が出来ない。」
という理由だけで全てをまとめようとするのは早計です。
勉強が出来ない理由は「頭が悪い」と言うよりも『段取りが悪い』と考えて貰った方が良いと思います。
確かに生まれつきによるIQの差と言うのは確かにあり、それによって理解の遅い・早いはあることでしょう。
ですが問題はそこではなく、これまで解説してきた通り「何が出来ていないのか?」「何が理解出来ていないのか?」それらをしっかり把握・分析して「何を解決すれば点数を上げられるのか?」という「課題」を炙り出した上で勉強を始めること。
『この部分を解決出来たら確実に成績は上がるよね?。』
という部分がハッキリしてから勉強し、闇雲に長時間勉強すれば成績が上がるという考えは、今日を持って卒業するようにしましょう。
3.2:頭良い人が楽して勉強出来る思考術とは?
実は勉強が出来る人ほど長時間机に齧りついて勉強していません。
やりたいことや好きなことをやりながらもしっかり結果を出しています。
「頭が良いんだから当たり前でしょ?。」
と思うかもしれませんが、頭が良いからと言って最初から全て出来てるわけではありません。
頭の良い人・悪い人両者を分ける大きな要因はその後、出来なかった部分・理解出来かった部分に対して「どのような対処を取るか?。」
頭の良い人は出来なかった部分や、理解出来なかった部分を徹底的に割り出し「何を勉強すれば成績が上がるのか?」を決めてから勉強を始めます。
それされ出来るようになれば成績が上がることは確実だからです。
だからこそ、無駄に長時間勉強することなく、好きなことをやりながらもしっかり結果を出してくるんですね。
※頭の良い子供が勉強出来る
「真の理由」と「仕組み」はコチラ。
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3.2:まとめ
「勝負は勝ってから始めるもの」そして努力とは『成功の確信を得てからするもの』です。
「頭悪いから努力しても無駄。」「頭が悪いヤツは勉強しても無駄。」と思う方は「努力のやり方・方向性を一度変えてみましょう。」
結果を出すために努力は絶対不可欠ですが、やり方や方向性を定めないままする努力は実を結ぶ可能性は非常に低いです。
まずは「情報収集」と「分析」そして「課題の割り出し」により、何をどう勉強するのか?徹底的に割り出しましょう。
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