防衛白書:第2の「独島論争」を呼ぶか
日本の防衛省が1日に各国大使館の武官に説明する内容は、防衛白書の草案だ。しかし、韓国政府の関係者は「武官に説明する内容が5日の閣議了承までに変更される可能性は低いため、事実上の最終案だ」との見方を示した。
日本政府は独島関連の表記について土壇場まで修正作業をしているとされる。韓国政府は「わが国(日本)固有の領土である北方領土や竹島の領土問題が依然として未解決のまま存在している」との例年の主張がそのまま盛り込まれるとみている。日本が9月下旬に予定される韓中日3カ国による首脳会談などに向けた外交的配慮から、さらに強い表現で事態を悪化させることを望んでいないとみられるためだ。
しかし、日本の右翼勢力はもちろん、防衛省の一部からも独島に関して「韓国が不法占拠している」「周辺水域で日本の防衛力を強化する」といった表現を主張する声も根強く、不確定要素となっている。特に「防衛力強化」といった表現が盛り込まれた場合、単なる立場表現を超え、海上自衛隊の独島派遣といった実際の行動を意味するため、韓日関係に致命的な波紋を呼ぶ可能性があると指摘されている。
韓国政府もこうした認識から防衛白書での表現レベルを弱めさせるための努力に全力を挙げているという。韓中日首脳会談の開催予定日を3週間先に控え、韓国政府が出席の是非を決めていないのは、防衛白書の内容を見極めたいからだ。首脳会談は通常少なくとも1カ月前には日程が確定し、実務作業に入る。韓国政府の関係者は「独島とほかの対日関係を切り離して対応する方針を示しているが、独島問題に再び火が付けばそうすることは困難になる」と述べた。
任敏赫(イム・ミンヒョク)記者
「対馬は韓国領」説に歴史的根拠あり(下)
対馬に対する領有権の主張は、朝鮮初期にも強く提起されていた。それは、高麗時代における対馬に対する認識が、女真族と耽羅(済州島)の中間程度であったことに由来する。高麗と境を接していた女真族は、高麗の官職を受けることを栄誉と考えており、この伝統は清が成立する朝鮮時代中期まで続いた。耽羅も相対的独立を保ちつつ高麗に服属した。しかし対馬は、相対的独立を維持しながらも、高麗や朝鮮の官職を受けるため、また生活必需品を得るための交易を粘り強く要請した。「不可近不可遠」というのが、高麗・朝鮮が対馬を扱うに当たっての原則だった。
倭寇の侵略が続発するや、世宗元年(1419年)、上王太宗は対馬征伐を決心した。以下はその際に下した教諭文の序だ。
「対馬は島であり、本来わが国の領地だ。ただ、辺境にあり、土地が険しく、また狭く汚いことから、倭のものどもが居留するよう置いていたら、犬のように盗みをはたらきねずみのように物をくすねる癖を持ち、庚寅年からは暴れ回り始めた」
太宗の教諭文は、一種の宣戦布告となっている。そして征伐が終わった後には対馬島主に教諭文を送り、太宗は対馬が再び朝鮮の領土になったことを明確に宣言した。
「対馬は島であり、慶尚道鶏林(慶州)に隷属していたところ、この度わが国の領土だということが文籍に載っており、確実に調べることができる」
もちろん、対馬は済州島や巨済島のような韓国領ではない。李承晩大統領も当時、対馬は韓国に朝貢を行っていた地だ、と言ったに過ぎない。しかし、太宗代に対馬が日本の地でなかったことは明らかな事実だ。こうした点から、15世紀初めの太宗・李芳遠(イ・バンウォン)の対馬認識と、20世紀中盤の李承晩大統領の対馬認識には、相通ずるものがある。
その後の対馬に対する朝鮮の態度は、一貫して消極的で、倭寇の根拠地の役割を果たさなければそれでよい、という程度だった。後に起きた壬辰倭乱が、対馬の運命を決定付けた。日朝双方に二股をかけていた対馬島主は、壬辰倭乱を契機に日本化し、倭乱直後の17世紀初めには日本の幕藩体制に組み込まれた。朝鮮前期のみとはいえ、朝鮮の臣下であることを堂々と明らかにしていた対馬島主が日本へと渡って行ったわけだ。
李承晩大統領が指摘した通り、1870年代には完全に日本化した。現在、対馬は日本が実効支配している。しかしその根拠は、韓国が独島(日本名竹島)を実効支配している根拠に比べればはるかに弱い。日本が独島を自らの領土だと称することに比べれば、「対馬は韓国領」だという主張は、大いに説得力がある根拠を有している。
イ・ハンウ記者
独島:韓日もし戦わば(上)
「独島(日本名:竹島)をめぐって韓国と日本が軍事衝突を起こせば、1日で独島は奪われてしまうらしい」
「1日もかからないかもしれない。断言はできないが、(独島が奪われるのに)半日かからないかも…」
島根県議会が「竹島の日」条例を通過させた2005年3月、韓国海洋戦略研究所が主催するセミナーで出た発言内容だ。ある専門家の質問に答えた人物は、「大洋海軍の父」と呼ばれる安炳泰(アン・ビョンテ)元海軍参謀総長だった。
◆韓国の海軍力は日本の30%レベル
それから3年後、韓国海軍の戦力は急速に向上した。初の韓国製イージス艦「世宗大王艦」が進水し、アジアでは最大の上陸艦である独島艦、5000トン級の韓国型駆逐艦KDX‐Ⅱ、1800トン級214潜水艦も保有するようになった。
しかし日本の海上自衛隊の戦力もさらに強化された。これまでのイージス艦よりも戦力アップした最新鋭イージス艦2隻を加え、イージス艦だけで6隻を保有している。戦後初のヘリ用空母と呼ばれる1万3500トン級の日向や水中作戦能力が大幅に向上した最新鋭の3000トン級潜水艦も現場に投入された。その結果、艦艇の総トン数は韓国が13万700トン、日本は42万8000トンと大きく水を開けられている。
◆韓日のイージス艦、韓国は1対6で劣勢
水上艦艇で主役となるイージス艦の場合、最大で1054キロ先から飛来するミサイルや航空機を発見でき、500キロ先の航空機、艦艇、ミサイルなど900の標的を同時に発見、追跡できる。とりわけ昨年配備されたあたご型イージス艦は東海(日本海)を管轄し、有事の際には独島へ最初に出動できる第3護衛隊群に配備された。第3護衛隊群は京都の舞鶴を拠点としている。
日本の海上自衛隊は今年初めに地方隊に属していた護衛隊をすべて護衛艦隊へと編入し、四つの護衛隊群と14の護衛隊に再編された。それぞれの護衛隊群は4隻ずつの護衛艦からなる二つの護衛隊で構成され、計8隻の護衛艦を保有している。
ユ・ヨンウォン記者
蛇足
北朝鮮に対してシンパシーを持つため、対外的に日本に対しての恨みを持つ・。国家的捏造や嘘に振り回される日本であるが、日本に対して戦争をしたくてたまらないのだろう・。すでに紛争の種は彼らの工作員が上陸しているかもしれない・。北朝鮮動乱の前触れに乗じて日本に対する攻撃も考えているだろう・。

