今日は残りの作業

各マストの取り付けとそれに伴っての張線と旗を

 

その前に見逃しがちな

煙突の横にある蒸気捨て管を・・プラ棒で追加してあげました

 

2本をまとめて先を曲げ

真鍮線を

根元の補強と斜め下の支持棒に使っています

 

 

信号旗はどうしよう

 

昭和16年の艦船信号符字一覧表を見ながら

 

空母はJL

 

加賀はDL

 

実際掲げる場面は少ないし

カラー的に被るし で

 

迷った末

 

素直にJLDLにしました爆笑

 

右舷の張線

ここは画像にあったので

それなりに

 

 

 

左舷

 

あとは本体の錆入れと

 

艦上機の制作ですくまアイス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両舷のボート・ダビット、カッターの組立から

始めました

流石に350だと取り付け金具も再現されています

接着乾燥のため時間をおいて

 

キャンバスを張った艦橋と探照灯管制器兼上空見張方向盤を船体に乗せます

前後の探照灯管制器は運用時に回転します

 

当時の加賀には

マントレットや弾片防御用ロープの装備を見ることができませんでした

 

写真集自体枚数も少なく

ぼやけている訳で

 

結果、確認できる

キャンバスのみにしておきます

 

飛行甲板の日の丸と

九一式高射装置の白塗装のセットで

ミッドウェー海戦を彷彿させます

白塗装は当時、連合艦隊所属の識別用塗装のようです

 

 

次に信号、無線マスト

右のマスト2本は中央の角状がお互いに外向きになるよう組立ます

組説では同じもの×2 になっているので気を付けてください

 

左のマストは大きい方が左舷後部用です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

加賀も終盤にかかり艤装のピッチも上げていきます

 

舷外通路への手摺取り付けから始め

煙突のセット

高角砲、25mm連装機銃(14基説を採用)を装備

 

 

 

 

錨は合計4つ

 

人員救助網は

支柱の曲がりに沿って網を整えていきます

この曲線、1/700では再現が難しいところ

取り付けは面倒でも船体を裏返して接着です

 

飛行機救助網の方は

船体への固定ヶ所が凝っています

 

支柱の長さは10mmと12mm

接合部品も2種類となっており

結果、かなり細かい作業になっています

 

その他に

飛行甲板を照らす艦着照明燈

20センチ単装砲

着艦指導燈

スクリューと主舵

横索

滑走制止索

伸縮接手エキスパンション・ジョイント

 

 

少し疲労感が・・・

 

気分転換で

艦橋のトップを白塗装しましょう

 

ミッドウェー海戦といえば

この白塗装

 

真珠湾作戦や1943年以降は見られません

 

ついでに 可愛い30cm甲板灯を取り付けてあげましたラブ

 

 

 

 

 

艦尾に部品を追加して完成に近づけておきます

 

 

短艇格納デッキから飛行甲板裏に繋がっているラッタルと

舷側手摺、その縁に穴あき桁

 

 

始めて見る赤城に似たクロスバーびっくり

 

最後尾の手摺は破損の恐れがあるため

まだ付けません

 

今のうちに舷側鋼板の繋ぎ目を表現してみます

工程は

ケガキで印→伸ばしランナー→貼り付け→塗装です

 

入れることで重厚感が出ると思います

ただ、あまり太いと目障りだったり細いと印象が弱いなど

分かれる所

プラモデル350のスケールだとこのくらいかな、で決着

 

 

 

残りの艤装を進めます

舷外通路、方位測定室、4.5m高角測距儀

 

 

 

その他にも舷側構造物は多数存在します

床下の井桁状支えも色々でその形状も独特

 

難解組説もありで進行に余分な時間が必要でした汗うさぎ

 

対空兵装

40口径八九式12.7センチ連装高角砲

フジミ共通で砲身は開口ですが

 

煤煙シールド付では開いていません

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は前部飛行甲板の固定です

甲板裏に刻んである凸ガイドは意外とアバウトです

 

簡単に合わせて接着すると

後で乗せる

中央の甲板に隙間が出来てしまうかもしれません

予め現物合わせで印を付けて確認しておきます

 

 

先の後部飛行甲板固定は船体に支柱を接着(ゴム系)してから

甲板を被せ、トラスの溝に差し込む作業でしたが

 

 

前部の場合は支柱の本数が多いのと

トラスの溝穴が小さいため

飛行甲板側に接着してから

錨甲板に固定しました

 

 

飛行甲板裏の 補強トラス群は

 

空母模型を制作する過程の難所でもあり

見応えもある所です

 

「日本空母の特徴」はここ?スター

 

 

 

 

 

後部飛行甲板裏にトラスを貼り付けて

支柱を挟み

固定するのですが

 

その前に12mうちび艇、内火ランチなど

艦載艇を乗せてしまいます

 艇の架台と床には外れ防止のためにも

多目に接着剤を使用します

 

 

柱を慎重に

嚙み合わせ

位置決めを終えました

 

 

飛行甲板前部に

日の丸を

 

暗号文 AFは真水不足・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付属のマスキングガイドを使って着艦標識と風向標識を

塗装します

 

 

加賀は他の艦と同様の紅白縦線

それに対して

赤城と鳳翔は横線なのは何故汗うさぎ

 

 

対空識別「カ」の記入は迷いました

 

赤城ではハッキリと確認できますが

加賀の場合は未確認

 

それでもあった方が実戦的に良いかなと感じました

 

風向標識は

貼った後で切り抜いたほうがやりやすい

 

今回逆にやってしまったので

テープガイドのヨレ修正が大変でした

 

飛行甲板裏のトラス群を組む前に

作っておきたい所があります

 

 まず後部飛行甲板取り付けの準備で

 

左舷の発動機調整所と

反対側の舷外通路、砲台

 

 

で、

飛行甲板の前部と中央と「後部甲板」の位置決めです

 

飛行甲板は3枚から成っていて

前部甲板はガイドの凸があるので分かりやすく、それに中央甲板をつないで

問題は後部甲板です

はっきりしたガイドは無く結局現物合わせで

何度かの調整で矢印の所に決まりました

印をつけておきます

次にトラス パーツJ12を当てて確認します

これで合えば安心です

 

 

EPトラスの組立です

説明書は貼り付けた形の前提で書いています

 

後部トラスから

実際は組立易さのためにも裏返しての工作になるので

パーツNoを間違えないようにします

 

前部の甲板裏

こちらは始めだけ裏にして縦パーツと前方パーツで井形を作ってから表に戻します

あとは説明書に従って組み込んでいきます

 

 

前部と後部のトラスはどちらが難しいというと

 

一見パーツの多い後部のように思えますが

圧倒的に前部でした

 

扇型で放射線状のためでしっかり組み込むには目と肩に負担が掛かります

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジャッキステーを船体前部に取り付けました

 

このジャッキステーの形は

「1段手摺」風です

 

なので取り付けが楽に思いました

ただし曲面(凸凹)はどうかなと心配しましたが

そこは「切れ」が入っていてフイットするように対応されていました

 

 

それに対し

同じスケールのハセガワ赤城では

 

 

部品図で分かるとおり本物に近い構造で

取り付けはかなり難い作業となります

曲面にはそれなりに留めることが出来ますが

直線にするには技術と慣れが必要でした

 

次に

飛行甲板裏面にEP補強トラスを組み込む予定なので

今のうちに

飛行甲板表面の工作をしておきます

 

全体塗装後木甲板を貼って

エレベーター、遮風棚を含むDeck EPにメタルプライマーを塗り

こちらも塗装後貼り付けです

 

 

木甲板との段差を無くす為にも

取り付けます

ただ 木甲板を使わなかったり

段差も気にならないならこの作業は必要ありません

 

白線に取り掛かります

前部エレベーターの白線は選択式になっています

4本と

2本です

当時の画像を見てみると

 

昭和12年5月頃90式艦戦時には4本で13年着艦訓練では一旦消えかかり

その後に2本になったと勝手に推測しています

 

零戦を乗せるとすれば当然2本になります

で、

それに合わせて中央の点線が導かれるので

マスキングテープを引いて

ここまで終了

 

 

あとチョットした事ですが

 

折角原寸図に注釈入れたのに前面と後面が間違えています

 

 

 

実艦でも間違えないように

後部の支柱に白線を引いたと言われています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近代化改装された加賀は従来の羅針艦橋を廃止

島型(塔型)艦橋構造物となります。

 

当初、飛行甲板に大型艦橋と直後に大きな直立煙突が計画されましたが

友鶴事件が発生

結果、復元性能重視のため構造物は小型化に改められました。

 

尚、改装時期が蒼龍建造と重なったため

両艦の艦橋は似たものとなっています。

 

 

模型の艦橋は

最新の考証が反映されそのままで十分ですが

少し気になった所を追加してみます。

 

 

 

赤い矢印の所は発着艦指揮所の甲板と言われており

指揮所をプラ板で仕切り

緑の矢印は伝声管を伸ばしランナーでつくります。

 

その上の

九一式高射装置の横に作業台(拡声器台?)

組説では方位測定器横の無線アンテナを後部に移します。

 

模型では再現されていない大型双眼鏡を

 

赤矢印のラッタルは螺旋のようです。

なのでやや強引に曲げてみました・・・が・・

これが限界。

 

 

 

 

今日は舷外電路の貼り付けです。

 

単純作業で楽勝かと思いきや船体の大きさで取り回しが大変なことと

EPナンバーが一部間違っていること

砲座の根元のカーブに合わせるため予め該当パーツ仮止めが必要なこと

 

 

 

 

それでもなんとか終え

前回切り取った支柱場所にEPと

内側に手摺を取り付けておきました。