悲しいお別れ。 | かなぴろの育児日記。

かなぴろの育児日記。

アラフォー2児の母。フリーランス。
夫と息子9歳、娘2歳との4人家族。
息子は36w0dの早産、娘は35w0dの早産。
家事と早起きが苦手。
趣味は雑貨屋さん巡りとジュエリー探し。
せわしない毎日の忘れたくない子育てのことを綴った日記です。

昨年末におなかの中にきてくれた赤ちゃんがいました。

無事に安定期に入り、6ヶ月を迎えてすぐだった先月下旬に、赤ちゃんの心臓が止まっていることがわかりました。

先生や助産師さんが言うには、赤ちゃんにも私にも何も問題はなく、ただただ不運な出来事だったそうです。

流産は痛くて手術は怖かったです。痛いと言いつつも出産よりは全然ましだったけど、この痛みの先に喜びがないというのがなんとも生き地獄な感じで辛かった。

赤ちゃんは可愛かったです。どこかえびぞうに似ていた気もします。

なんとなく6ヶ月の検診を終えたらこのブログに妊娠のことを書こうと思っていたのですが、その検診を待たずしてお別れすることになってしまいました。

赤ちゃんの火葬の日はなんと旦那の誕生日で、とてもよく晴れた日でした。あの空は一生忘れない気がします。お位牌に掘る赤ちゃんの名前は、あの日見た空にちなんだ名前にしました。

旦那は二人目の妊娠にまったく興味がないように見えていたのですが、今回のことで、実はとても楽しみにしていたらしいことを知りました。

流産を知った日からもう2週間があっという間に過ぎ、少しずつ日常に戻ろうとしています。

なにも変わらないえびぞうの存在に救われています。
でももしかしたら、私が悲しむからとあえて赤ちゃんのことを言わないようにしているかもしれないと思うときがあります。

私は6週間の産休がもらえたので、あと一ヶ月弱ほど仕事に行かなくてよいことになりました。仕事していたほうが気が紛れたかもしれないけど、ふとした瞬間に思い出してしまいそうで不安だったので、正直ほっとしました。

今は家でゆっくり休みながら、これまで目を背けていた悲しい気持ちにようやく向き合おうとしているところです。

これまでの2週間は、この出来事に真っ正面から向き合ってしまうと立ち直れない気がしてしまい、できるだけ悲しまず、前向きに捉えようと必死だった気がします。

母を亡くしたときも父を亡くしたときもそうでしたが、私は悲しいことがあると心に蓋をして、考えないようにすることで乗り越えようとしがちです。

ただ自分の子の死というのは親の死とはまた違った感覚で、うまく言えないのですが、蓋をしてもしっかり乗り越えられない気がします。産休中の今だからこそ、しっかり悲しんだ方がいいのかなと思い始めたところです。

昨日からえびぞうの保育園のお迎えに行き始めましたが、これが結構な勇気が必要で。すごく気を張っていたのか、家に帰ったら下半身が筋肉痛になっていました。。。

まだまだ先は長い気もしますが、できるだけ周りに甘えながら、ひとつひとつ乗り越えながら、前に進んでいきたいと思います。

無理せずがんばります。

また会えるかな。