「ママ、今日ね.......」
『早く準備しなさい!』
「〇〇くんと一緒にね、公園で...」
『早くしなさいって言ってるでしょ!!』
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時間がないとき、、、特に多いのは「朝」のやりとりではないでしょうか。
みんな忙しいんですよね。
早起きして、朝ごはん作って、お弁当つめて、身支度して、子どもの準備もして...
どこの家もそうだと思います。
でも、そんな朝のやりとりが自分自身も子どもの一日を左右すると言っても過言ではありません。
一日のスタートですから、、、一番忙しい時間帯であり、一番大切な時間でもあります。
朝のバタバタから...無事に出社したものの、
(一呼吸 落ち着いたときに...ふと頭をよぎるのは、朝の子どもとのやりとり)
『あ~ きつく言い過ぎたな~』
『もう少し余裕を持てればなぁ~』
『夜、ちゃんと謝ろう』
って、振り返ると、、、思うものですよね。
ボクも普段はバタバタしていても、いつもより5分10分早く起きたり、
普段から子どもが自分でやれることを一つずつ増やしていったりしていますが、
朝一で大事な会議があったり、天気予報と違って起きた時に雪が積もってたりすると、
やはり心が落ち着かず、焦っていたり言葉のかけ方がいつもより雑になったりしてしまいます。
そんな時はやはり、にこにこスマイルは見られず少し重い空気になります。
でも、子どもには何の責任もないんですよね。
親の都合で感情まで振り回されてしまうのが子どもの立場。
それが、知らず知らずのうちになんです。
そうやって毎日を過ごしていると、いつの間にか子どももお友だちや周りに同じことを
してしまっている可能性は高まります。親の仕草や生活行動は似るものです。
そして、親の話も聴かないようになっていくんです....
朝、じっくり子どもの話に耳を傾けられない場合、
『車の中で話を聴くから今は保育園(幼稚園)の準備しようね、ママもお仕事の準備するからね』
『今すぐは時間がないから、今日の夜にまた聴かせてね』などと、そのまま伝えればいいんだと
思います。罪悪感もあると思いますが、怒鳴られて、せかされて、話を遮られるより、
よっぽど良いコミュニケーションだと思います。
きちんと伝えれば、子どもにも「待つ力」「状況把握する力」きちんと対応してくれた「信頼感」、
もう少し早く起きようとする工夫や改善などにも繋がり、さらに関係性もよくなってくると思います。
子どもの話を「聴く」こと。
日頃、あまり意識していないと、知らず知らずのうちに子どもとの間(信頼関係)に溝を
作ってしまっているかもしれません........。