子どもは「ナナメの関係」で育つ(続)~誰でも言える化する~ | 自分流の子育てを見つける方法~OYAKODO-オリジナル子育てstyle~

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親でもない先生でもない第三者が関わることで子どもは育つ話をしましたが、


今回はその続編です。



ボクの体験をもとに、ナナメの関係で褒められて育つ話をしました。


今回はその逆で「叱られて育つ」です。



小学生の時から学級委員長や部長、生徒会など、「長」が付く役をずっとやってきたボクですが、


先生から見ればとても変わった子だったに違いありません(というか、いまだに言われてます)。笑


というのも、みんなのリーダー的役割をしてきた反面、悪でもみんなのリーダー。。。



近所のりんご畑に入っては、みんなに指示を出し、りんごの木からりんごをとって食べたり、


ファミコン(ファミリコンピューター)の対戦ゲームでは、自分が勝つまで順番を譲らなかったり、


スポーツ少年団に行く際には、友達を変わるがわる一人ずつ置いて行ったり....←サイテイだ(→0←)


(同窓会や結婚式でもこの話は出て、みんなの笑い話)⇒当事者は当時は笑えなかった...と。ごめんね。



そんなこんなで二面性!?を持っていたボクは、先生や親、近所の大人に叱られるのも一番多かったです。



その場をなんとか脱出しようと必死に謝ったり、どんな風に言い訳すればいいんだろう...


なんて小作な手を使って話してみたり..........(懐かしいなぁ)。記憶が鮮明すぎる........




こうやって親や先生以外の近所のおじちゃん、おばちゃん、友だちの親もボクを叱ってくれてました。


本気で怒鳴ってました......が、今思うと、本当にありがたいことです。


それくらい近所から地域から守られている感がしたから。どこかで甘えていたんでしょうね。


誰でもガッツリ叱ってくれる.......本当にありがたいです。


(おかげでボクも、食品コーナーで走りまくってる子どもを見かけたら、つかまえ~た☆って言って、


目をじっと見ながら「みんなが食べるものの近くで走ってはダメよ☆」って伝えます。


「はい!」って返事が出来たら、「よしッ!って言って「猛烈スマイル返し」です!!)


そこで、その子の親には何も言いません。だって、その子が気づいてくれればいいことですからね♪



近頃そのような光景、あまり見なくなりました。


もしくは、他人から叱られている光景より、その後に親が出てきて喧嘩口調で言い合ってる姿は見ますが。


ボクのお父ちゃん、お母ちゃんは、すぐさまリンゴ農家に電話して謝罪したり、


お友だちの家に箱菓子を持って一緒に謝りに行っていました。


というのも、学校での出来事をすべてというくらいすべて、夕飯の時に親には話していたから、


自分から暴露していたんですが。それでも親は最後まで話を聴いてアドバイスくれました。


話が変わりますが、夕飯時の親子の会話はとても大事ですね。夕飯時ではなくても、


親が自分の仕事での出来事や働いている内容、職場のことなども子どもながらに真剣に聞いていました。


親から見ても、子から見てもやはり対面のコミュニケーションはとっても大切です。



話はまた戻りますが、第三者からストレートに叱られたりすると、親から叱られるより強烈です!


「本当にダメなことなんだ」「親と同じことを言ってる」「大人が本気になって怒ってる」......



その時ばかりは、優等生ぶったボクの姿が見られます。



現代はなにか変ってきている。状況把握もせずに、我が子が第三者から叱られると、


我が子が悪くても、相手にくってかかる。そして、いつの間にか話がすり替わっている。


子どもは.....キョトン....みたいな。



親が親になりきれていない。そして、親が感情的になり、我が子の本当の成長を願う気持ちを


忘れてしまっている。第三者の意見やアドバイスはとても大事です。



子どもに対して「人ぞれぞれの見方や考え方がある」ことを教えることができます。


我が家ではOKでも、他ではイケないことを学ぶことができます。


良い意味で、人を見るチカラも付きます。


きちんと状況を相手に伝える説明能力も身に付いていきます(悪いことじゃなくても身に付きますが)。笑



親が子どもの学びの機会を奪ってしまっている.....日常的にたくさんあることに気づきます。



幼児期でも同じです。子どもは、大人の顔色や表情、声のトーンなどできちんと状況を把握します。


なので、そういった機会があれば是非、親はグッとこらえて感情的にならずに主体的な選択をして



「我が子の育成・自立をみんなで応援してくれている」



という、パラダイムに切り替えられるといいと思います。


第三者と一緒になってガミガミ叱るより、叩くよりも、「ドシッ」と構えていることが大事です。


相手には親としてきちんと謝ることも忘れずにです。



子どもはみんな良いこともある程度の悪いこともたくさんします。


だって、まだまだ未熟な子どもなんですから。学びの途中も途中、人生はじまったばかりです。


事におりますが、大人と同じモノサシではちょっと...。



子ども自身の自然体を尊重しつつ、躾を加えていく。


将来的な自立を目指しての子育てです。



  

↑みんな昔は自由なサルだった..............   ”!?