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 合同新党の代表選挙と、新しい党のスタートに関する記事二つ。

 

 47ニュース 

新立憲民主党の本当の意味 「民主党再結集」は的外れ

    リンク  2020/09/11 15:30 

 

 リード部分は、以下の言葉で結ばれています。

 

 「結局は旧民主党の再結集」という冷ややかな声も聞こえる。本当にそうだろうか。結集した顔ぶれだけに気を取られると、今回の合流の本質を見失うのではないか。(ジャーナリスト=尾中香尚里)

 最初の中見出しです。

 

▽対案提示から対立軸提示へ

  (引用)

 これに対し新立憲民主党は、新自由主義色を強め「自己責任」を強調する自公政権に対し、「支え合う共生社会」を掲げ、目指す社会の姿が全く異なる点を強調した。個別の政策ではなく「大きな社会像についての選択肢を提示する」ことに重きを置いたのだ。

 (まで)

 

 次の中見出しはこれ。

 

▽「二大政党論」が生んだ野党の変質

 (引用)

「批判するなら対案を出せ」。野党にはこうした声も投げつけられた。それが「政権担当能力」を示す証のごとく扱われた。実際、野党側は対案をせっせと政府側に突きつけ、政策立案の力量を競おうとした。小泉政権時代に民主党の前原誠司代表が掲げた「改革競争」が、その良い例である。

「自民党とは違う『目指すべき社会』の形を示す」ことは、野党の役割としてほとんど顧みられなかった。民主党、のちの民進党のリベラル派議員の一部には「対立軸の構築」を模索する向きもあったが、多くの場合「万年野党的」というレッテルを貼られ、疎んじられた。

 批判ばかりの野党と言われたくない。政権担当能力を示すためには、現政権に批判的なリベラル派の存在は邪魔である。そんな空気が長く永田町を支配していた。

 (まで)

 

三番目の中見出し

 

▽希望の党騒動が明確にしたこと

  (引用)

希望の党騒動で立憲民主、国民民主の二つの政党が生まれたことは、期せずして「対決型か提案型か」という野党内対立軸を、明確な形で示すことになった。
  まで。

 

 引用が長すぎると反省して短くしました。 興味を持つ人は、どの道リンク先を見に行くでしょうから。

 四番目の中見出しです。

 

▽個別政策で対案を作るだけでは…

  (引用)
 歴代の野党第1党から国民民主党に受け継がれてきた「提案型」路線は、野党の中核の路線ではなくなった。「転機」はどこにあったのか。あえて言うなら、11年の東日本大震災と、今年の新型コロナウイルスの感染拡大だったのではないだろうか。

  (まで)

 

 最後の段落の中見出し。

 

▽「目指す社会像」の提示こそ

  (引用)
言わずもがなのことだが、新しい立憲民主党は「対決型」「批判ばかり」との外野のやゆを恐れてはいけない。現政権の問題点を鋭く指摘し、違いを示すことすらできずに、野党の存在意義を示すことはできない。国会論戦などを通じて立場の違いを十分に示した上で、現政権とは異なる「その先の未来」の社会像を、しっかりと描く。それこそが新たな「提案型野党」の形である。
  (まで)

 

 ながなが引用したら結構な量です。自分の考え、感想を書くスペースはどれぐらい残っているんだろうなあ。

 まあともかく、わたしの子どもの頃、自民党と社会党を中心とし「1・5大政党制」の時代から、「何でも反対する野党」とか「政策提案能力のない野党」とか言われていました。そうした言い方自体が、問題の根っこに届かない一種の紋切り型だったろうと思います。

 

 前にもこのブログのどこかで書いたはずだけど、小選挙区制導入の時に、「それより法案の提出権は議員にあるとして、全部議員立法にしたら、政党が政策立案能力を持たなければやっていけなくなって、自ずと変身するんじゃ」って言ったら、そんなの非現実的だと嘲られた。 政策は官僚が作ることが当たり前と思っているのかなあ。

 

 もう一つの記事はこれです。

 

安倍政権の長期化 「最大の応援団はふがいない野党」 小川淳也衆院議員

  リンク2

 

 いちおう挙げておいて、あとは別記事にしましょう。