今日はコナモンの日 東京新聞の筆洗に登場 | みんななかよく

みんななかよく

ヘイトコメントを哂え!
(http://haughtycomment.blogspot.com/)
のサポート・ブログです。

コナモンで思いつく食べものは?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

 
コナモンってそんなに昔から聞いていた言葉ではない気がするんですけど?
最初、聞いたとき「すじもん」という語を思い起こしました。
粉でできた物でコナモンなんでしょうね。それも小麦粉が多いのかな。
 
東京新聞5月7日付の「筆洗」はこう始まっています。
 
戦争が終わり、お金は新円に生まれ変わった。新しい硬貨をつくる金属も十分でない中、もはや無用の薬きょうなどを材料に誕生したのが五十銭黄銅貨だった▼小麦粉を巡る古今の話題を集めた日清製粉編『小麦粉博物誌2』によると、真ん中に日本の硬貨としては珍しい小麦の穂がえがかれている。新しい食生活、豊かな食卓が到来するという願いと予感の表れにもみえる▼麦のまわりを囲むのは、稲、歯車、農工具など。<転がすと、平、和、産、業、とか…音が聞こえてきそうな…デザインである>。同書に図案はそう紹介されている
 
「始まってます」といいながら半分ぐらいコピペしてしまいました。
 
>麦のまわりを囲むのは、稲、歯車、農工具など。
 
麦と稲が描き分けられているらしい。どんなデザインじゃ?
 
 
大型50銭黄銅貨、昭和21年、220円。
大型50銭黄銅貨 昭和22年 165000円。
 
へー、随分違うね。
って感心してないで、話を進めます。
 
▼お好み焼き、たこ焼き、パンケーキ…。一緒につくって味わえるからだろう。現代では「粉もの」にどこか家庭だんらんの印象がある。家での時間が増えたコロナ禍のいま、需要が高まっている。残念なことに、高額転売の問題も起きているという▼マスクと違い禁止されていないのをいいことに、ネットで倍以上の値段がつけられていたそうだ。備蓄や輸入なども十分あるのに一部で品薄になった。転売が不安をあおり、買い占めを誘発している側面がありそうだ。対策はないものか▼五月七日は、語呂合わせで「コナモンの日」らしい。海外では、コロナ禍を機に穀物の売り惜しみをする輸出国もあると聞く。食の流通は平和産業であってほしい。考えたいことの多い日になりそうである。
 
と、戦後の平和主義に思いを寄せるところから、コロナ禍での巣ごもりまで話をもってきていました。ご苦労様です。

 

ところで小麦粉を使うものなら、なんでも「コナモン」なんですかね。パスタ族のマカロニやラザニア、スパゲッティはのぞくとか、パンとかナンとかは別扱いとか。

ウィキ先生、もう「コナモン」って項目は立っているでしょう。

 

日本コナモン協会

 

なんだヨ。こんなものがあるのかい。

 

(引用)

経緯

コナモンとは主に穀粉などの食用粉を調理したものを指し、世界各地に存在する料理でもある。ところが、日本を代表するたこ焼きなどのおやつ・間食、いわゆるB級グルメとされる事が多い粉物料理については本格的な文献、資料などが少ないとされる。創立者となる熊谷真菜は友人から「なぜ大阪にたこ焼き博物館がないのでしょうか」とのメールを受け取ったことが動機となり、協会設立の準備へと至った。

(まで)

 

なんでたこ焼きが日本を代表するんだよ。「穀粉などの食用粉」なら、米粉の製品だっていいじゃないさ。そしたらお団子の方が日本代表じゃない?

 

日本コナモン協会というのも「日本出自のコナモン」を称揚、賛美するという偏りがあるとすれば、排外主義的傾向がつきまとうのではないか。

人類はめん類」というグローバリズムから比べると、偏狭な国家主義へ傾斜する恐れなしとしない。