革命記念日  | みんななかよく

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 7月14日。日本ではパリ祭といわれる、フランス革命記念日ですね。


 ラ・マルセイエーズ


 

 この歌は、なんせ元が軍歌らしくて、切った、張った、血が出たが嫌いなわたしには弱い、殺伐とした歌詞です。まあ、「人生は闘いだ」と思うアグレッシブな方には気にならないでしょう。


 この歌で、祖国を守ろうという気持ちだけでなく、発明をしようとか、社会の不正と闘おうとやる気を起こす人もいるかもしれません。

 

 これに比べると、「君が代」のメロディはちんたらして、全然やる気が出ない。歌詞も天皇の御代が続くようにというので、全然、天皇賛美ではないんですよね。(だって、天皇がどれだけ偉いとか、全然言わないんだもの)

 長く続いてほしい(という部分は言外に省力されていますが)と述べて、そう歌うことで、縁起がいい、予祝している歌なんでしょう。まあ、おまじないに類するね。

 そんなわけで、わたしは君が代をきくと、人生を積極的に生きようという気は失せて、家に帰ってうどん喰って寝よう、という気分になります。

 

 日本の国威を伸張して、世界へのして行こうなんという気にはならない、とってもいい「国歌」です。

 ただ、個人的にはなるべく聞かないようにした方が、積極的でたくましい人生が送れると思います。



 ラ・マルセイエーズのほうは、citoyensに呼びかけて、陰謀をめぐらす王や国賊をやっつけようなどと、ひたすら好戦的で、国家の統一や国際友好関係からみて如何かと心配な気もしますが、国民のほうはスカッと勇ましい歌を好きなんでしょう。

 それに向うのcitoyensは、社会運動をいろいろしそうですが、日本の市民は、震災復興が遅れて政治家が政争にふけっていようが、全然立ち上がらないで、かげで文句だけ言っておりますから、この歌詞は野蛮なだけに思えるしょう。