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南海トラフ地震が怖くて、
本気で防災グッズを
揃えてみました。


そして、真冬のある日。

実際に電気と水道を止めて
「在宅避難生活」を
シミュレーションしてみたんです。


結論から言います。

今のまま被災していたら、
私は家族を守れなかったかもしれません。



カタログスペックだけでは
分からなかった、

リアルな「失敗談」と「改善策」を
包み隠さず全部シェアします。


【目次:この記事の内容】

1. 【大失敗】防災グッズを本気で試したら…
2. 【暖房】冬の停電、舐めてると死にます
3. 【熱源】プロパン神話崩壊?カセットコンロ70本の理由
4. 【トイレ】食料より先に詰む「排泄」の現実
5. 【電源】ポータブル電源は「暖房」に使えません
6. 【水・食料】120Lでもギリギリだった話
7. 【まとめ】「正解」は分からないけど、やっておきたいこと

━━━━━━━━━━━━━━━━━



■【大失敗】防災グッズを本気で試したら…。


こんにちは🙌

ここまで防災グッズの話を
してきたんだけど、

最後は失敗談を共有するよ💦


実は僕、
キャンプが趣味で
一人キャンプにもよく行くんだ。


だから正直、
防災グッズについても

「道具は使い慣れてるし、
 まあ大丈夫でしょ」

ってどこかで思ってた。


でも南海トラフのことを
考えるたびに、

それって本当か?
って引っかかるようになって😨


そこで思い切って、

家族3人を想定した
"模擬・室内災害キャンプ"

やってみたんだよ。


条件はこう👇

・冬
・停電
・室内待機
・水と電気は最小限


ただ一つだけ問題があって、
それはだった。


いきなり
「今日から停電テストね」
なんてやったら、

怖がるに決まってるよね💦


だから最初は、
娘が不安にならないように
ちょっとしたイベントにした。


ケーキを用意して、
ろうそくを立てて、

「今日は停電クリスマスショーね」
って✨


妻には事前に全部説明して、
納得してもらった上でのスタート。


最初は楽しかった。

ろうそくの明かりがきれいで、
娘もはしゃいでた。


※ここで一つ補足。

この時に使ったろうそくは、
あくまで娘が怖がらないように
するための演出です。

実際の地震災害時には、
余震やガス漏れの危険があるため、

ろうそくなどの裸火は使わず、
LEDランタンやヘッドライトを使うのが
基本です。



「キャンプみたいだね」
なんて言いながらね😊


でも、
本当に電気を落として、
時間が経ってくると、

家の中が
ちゃんと暗くなってきた。


テレビもつかない。
時計も見えにくい。

外の音が
やけに大きく聞こえる。


そのあたりから、
娘のテンションが
少しずつ下がった。

だんだんと無口になって…


この時点で、
「あ、これは想定してなかったな」
って思った(;´∀`)


キャンプ場の暗さと、
家の暗さは全然違う。


その後、
娘は疲れて寝てくれた。

正直、ほっとした💦


娘が寝たあと、
家の中は完全な暗闇になった。

ランタンを消すと、
本当に何も見えない。


その暗闇の中で、
妻と小さな声で話した。


「大丈夫?」
「思ったより冷えるね」

そんなところから始まって、


自然と話は
現実的な想像に移っていった。


「昼のうちに、
 道具とか水は
 一か所に集め直した方がいいね」

「お風呂は、
 日が出てて明るい時間じゃないと
 無理だね」

「晩ご飯も、
 暗くなる前。
 夕方には終わらせたい」

「トイレも、
 我慢しないで早めに。
 処理も明るいうちだね」


もちろん、
生理現象は夜も止まらない。


だから暗闇でも
対応できるように、

ヘッドライトや
簡易トイレは

必ず手元に置いておく
必要があると分かった。


その他にも
話せば話すほど、
気づくことが増えていく。


これ、全部
"昼にやること"だなって。

夜になってからじゃ、
できないことばかり😨


時計を見ると、
22時を少し過ぎていた。


これ以上
続ける勇気はなかった。


だからその日は、
そこで終わりにした。


やってみて一番痛感したのは、
これだった👇

「慣れてる」と「大丈夫」は別物。


キャンプ経験があっても、
災害は全然違う。

家族がいる。
夜がある。
逃げ場がない。


この失敗がなかったら、
たぶん今も

「まあ何とかなるでしょ」
って思ってたと思う。


試してよかった。
本気でそう思ってる✨


南海トラフは、
いつ来るか分からない。

でも、
失敗は今ならできる

それを家族で共有できたことが、
一番の収穫だったよ💪


 

もちろん、
避難所が安全で、
移動できる状況なら
その選択もあると思っている。


ただ、
「行けない」「行かない」
という判断を迫られる場面も
現実にはあり得る。

今回は、
その時のための話でした。


ここからは、この失敗体験をもとに見直した「具体的な対策(各論)」を話していくね。


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■【暖房】停電で暖房が止まる恐怖…冬の避難は甘くない


まずは、一番身に染みた
冬の寒さ対策について
本気で語るよ💦


正直、
冬の停電って舐めたら詰む。


南海トラフが冬に来たら、

停電+断水+ガス制限

このコンボが普通に起きる😨


しかも一軒家。

断熱も気密も、
マンションより不利なんだよね💦


暖房が止まると、
家の中でも
普通に低体温症のリスクが出てくる。

特に子どもや高齢者、
夜間が一番危ない(;´∀`)


我が家の基本方針はこれ👇


結論から言うと、
「家全体を暖める」のは諦めた


やるのは、

・人を暖める
・場所を絞る
・夜をどう乗り切るか

この3つだけ💡


まず最優先は
人を暖めること。

・重ね着(薄手を何枚も)
・ダウンや防寒着は室内でも着る
・ニット帽、ネックウォーマー


特に首・手首・足首

ここ守るだけで
体感温度が全然違うよ✨


寝る時は、

・冬用シュラフ
・毛布を重ねる
・床から離す(マット必須)

布団だけだと
床冷えで負けるからね😨


次に場所を絞る

我が家は
リビング一択!


・家族全員そこに集まる
・使わない部屋は閉め切る
・カーテンで窓を塞ぐ

・リビングの中にテントを張る


テントが無い家庭は
ダンボールで囲うと
体感温度が劇的に上がります。

窓は
冷気の侵入口だからね💦


停電時の冬・室内待機を想定して、
カセットガスストーブを用意してる。


ただし👇

・常時つけっぱなしはしない
・換気は必須
・寝る時は使わない

暖房というより
「体を温め直す装置」
って位置づけだよ。


CO対策で
一酸化炭素チェッカーと
定期換気は絶対✨


実際に効くのは、

・アルミシート
・湯たんぽ
・カイロ

特に湯たんぽは
ガスでお湯作れると
マジで神なんだよね💪


寒いとさ、
体だけじゃなく
心も削られる


だから、

・暖かい飲み物
・少し甘いもの
・子ども用の安心グッズ

これ、
生存率に直結する。


南海トラフは
短期決戦じゃない。

「凍えない」だけで
生き残れる確率が上がるんだよ✨


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■【熱源】プロパンガスでも油断禁物!カセットコンロが必要な理由


寒さ対策にも繋がるんだけど、
今回は**見落としがちな熱源の問題**💦


実は我が家、
プロパンガスなんだけどさ、

正直、
「プロパンなら災害時も使える」
って安心しきってた😅


確かに、
プロパンは都市ガス
(地面の下の配管網)に比べると

かなり災害に強いんだよね。


実際に調べてみると👇

・マイコンメーターは
 震度5程度で止まっても
 自分で復旧ボタンを押せば戻る

・ガスコンロの着火は電池式なので
 停電でも使える

・自宅や地域の被害が軽ければ、
 都市ガスが全滅でも
 プロパンは使えるケースが多い


我が家の場合は、
給湯器(お湯を作る機械)も

緊急用のポータブル電源につないで
作動することを
事前にテスト済み✨


※ただし、
給湯器のコンセント形状や、
ポータブル電源の波形
(正弦波かどうか)によっては

動かないこともあるから、
ぶっつけ本番はNGだよ。


ここまでは、
プロパンの強み💪


でも、
実際に災害を想定して
シミュレーションしてみたら、
弱点もはっきり見えてきた💦


問題①
配管損傷のリスク


いくらボンベが無事でも、
家屋内外の配管が
どこか一か所でも
ヒビが入ったりズレたりしたら、

安全装置が働いてガスは止まるし、
使っちゃいけない😨

地震では、
「家の中の壁の裏」の配管が
どうなってるか
分からないよね。


問題②
使える場所が「固定」される


基本的に、
ガスが来ているのは
台所や風呂場だけ。

でも停電した真冬、
家族みんなでリビングに集まって
暖を取りたい時に、

プロパンの設備は
そこまで持ってこれない💦


「使える可能性はあるけど、
 ここがダメになったら詰む」

これが、
実際に考えてみて出た結論だった(;´∀`)


だから我が家では、
プロパンとは別に

カセットコンロ
(と大量のボンベ)を用意してる。


理由はシンプル👇

・家の配管に依存しない
・リビングでも寝室でも、どこでも使える
・最悪、避難所へも持ち出せる


プロパンの「保険」ではなく、
「役割の違う、もう一つの熱源」として
考えるようになったんだ💡


で、ここからが
ドン引きされるポイントなんだけど…(笑)

我が家は、
家族3人で1週間を想定して、

CB缶(カセットボンベ)を
70本確保してる。


えっ、業者?」って思った?😂


でもこれ、

※冬・停電時・室内待機を前提に、
 「暖房」まで含めて
 ガチ計算した数字なんだ。


内訳はこんな感じ👇

・調理用(お湯を沸かす、温める)
 約30本
 →冬は水温が低いから、
  沸騰させるのに夏よりガスを食う!

・暖房用(カセットガスストーブ)
 約40本
 →ストーブは1本で約3時間しか持たない。
  1日17時間つけてたら、1日で6本消える計算。


正直、
数字だけ見ると多く感じるし、
保管場所も取る。

でも、
極寒の暗闇の中で

「温かいご飯が食べられる」
「部屋を暖められる」

この安心感がないと、
多分メンタルがやられる。


冬に被災したら、
暖房は本当に死活問題。

だからここは、
「余ってもいいから多め」
意識してる💪


⚠️超重要な注意点

カセットボンベは
立派な「危険物」です。

70本となると量が多いので、

・直射日光が当たらない涼しい場所
・湿気の多い床下などは避ける
 (サビると爆発の危険!)
・一か所にまとめず、
 物置と玄関などに分散する

これを徹底して管理してね!


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■【トイレ】食料より先に詰む「トイレ問題」の現実


カセットコンロよりも、
ある意味もっとヤバい問題💦

それが「トイレ」なんだよね😨


正直さ、
食料より先に詰むのって
トイレだと思ってて。

水もガスも止まってるのに
トイレ我慢しろって、
無理ゲーすぎるでしょ(;´∀`)


南海トラフクラスだと、
下水が無事とは限らないんだよね。

・マンホール隆起
・配管破損
・逆流

これ、実際の震災でも起きてる💦


「水出るからトイレ使えるでしょ?」
って思いがちだけど、

流した瞬間に逆流したら地獄😱


だから我が家は、
最初から水洗トイレは
使えない前提で備えたよ。


用意したのはこれ👇

・簡易トイレ(凝固剤タイプ)
・家族3人×7〜10日分
・1日5回想定で100回分以上


正直、多いと思った。

でもね、
トイレだけはケチったら終わる💡


実際に計算してみると、

1人1日5回×3人×7日
=105回

これでようやく
「最低限」レベルなんだよね。


あと地味に超重要なのが、
臭い対策

・防臭袋
・ゴミ袋(厚手)
・新聞紙

これが無いと、
室内待機が一気に地獄になる😨


我が家は簡易トイレ一式を
トイレ横にまとめて保管してるよ。

理由はシンプルで、
「探す時間がもったいない」から。

夜中に停電して、
余震にビビりながら
トイレ探すの、想像してみて…💦


南海トラフは
「いつか」じゃなく
「いつ来てもおかしくない」

だからこそ、
トイレだけは平時と同じ場所・
同じ動線で使えるようにしてる✨


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■【電源】ポータブル電源は万能じゃない!防災の現実を語る


トイレやガスは
アナログな備えが大事だけど、

次は現代人の命綱、電源について
正直に語るよ💡


防災界隈でよく見る
「ポータブル電源があれば安心」

あれ、半分ウソだから😨


もちろん便利だし、
無いよりあった方がいい。

でもね、
過信すると普通に詰むんだよね💦


我が家もポータブル電源は
ちゃんと用意してる。

・スマホ充電
・照明
・ラジオ
・プロパン給湯器の制御電源

ここまでは想定内✨


でもさ、
ここで一回、
冷静に考えてみてほしい。

容量、足りてる?


たとえば
よくある1000Whクラス

数字だけ見ると
「めっちゃ大容量!」
って思うよね。


でも実際は👇

・スマホ充電→約80〜90回
・LED照明→約80時間
・電気毛布→約15時間

1週間は絶対ムリなんだよね(;´∀`)


しかも冬だと、

・バッテリー効率が落ちる
・消費電力は増える

想定より
ゴリゴリ減る💦


正直、
暖房・調理に使うのは論外

・電気ヒーター
・ホットプレート
・電気ケトル

数十分で空っぽになる😇


だから我が家は
役割を完全に分けてる👇

🔥 火と熱→ガス(CB缶)
🔋 電気→情報と最低限の明かり

ポータブル電源は
「命を守る電気」専用なんだよ。


じゃあ、
「要らないの?」って言うと
答えはNO。

・家族と連絡を取る
・正確な情報を得る
・夜の不安を減らす

これだけでも
精神的な安心感が段違い


我が家では、

・フル充電で保管
・年に数回は実際に使って確認
・延長コードも一緒に保管

「持ってる」より
「使える状態」を重視してるよ💪


南海トラフみたいな
長期戦の災害では、

ポータブル電源は
主役じゃない

でも、
無いと確実に困る脇役なんだよね。


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■【水と食品】思ってる以上に必要だった備蓄の現実


トイレの不安を解消して、
電源も確保して、

やっと人間は「食べよう」
という気になれるよね。


最後は、生きるための基本
「水と食料」の現実です💦


正直、
「水なんて何とかなるでしょ」
って思ってたけど、

実際に計算機を叩いてみて、
ゾッとした😨


一般的に言われる
「1人1日3リットル」。

これを我が家の条件
(3人家族×7日分)で計算すると…


3リットル×3人×7日
=63リットル

これ、「飲むだけ」の量なんだよ💦


手を洗ったり、
歯を磨いたりする水は
含まれてない(;´∀`)


で、我が家が実際に備蓄してるのが
2Lペットボトル×60本(約120リットル)

「計算の倍近くあるじゃん!」
って思うでしょ?


でも実際にシミュレーションすると、
これでもギリギリなんだよ💦

・飲み水
・薬を飲む水
・カップ麺やアルファ米を作るための水
(これが意外と使う!)

これらを含めると、
120リットルあっても
「余分」なんて感覚は全くない。

洗顔やトイレに回す
余裕なんてゼロ😨


「足りてるつもり」が
一番危ないって痛感した…。


食料に関しては、

・レトルトご飯
・缶詰
・カロリーメイト的なもの

ここらへんが基本なんだけど、

意外と盲点だったのが
「お菓子」!🍭


娘用にと用意してたんだけど、
これ、大人のメンタルケアにも
めちゃくちゃ大事。


非常時って、
ただでさえ気が張って疲れるから、

甘いものがないと
心が荒んでくるんだよね💦

「心の栄養」も備蓄のうち
だと痛感しました✨


賞味期限は半年ごとにチェックして、
普段の食事に回しながら
入れ替えてる(ローリングストック)。

これなら無駄にならないしね📝


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■【まとめ】防災で我が家が一番大事にしてること


さて、長々と書いてきたけど、

最後に「モノ」以外の
大事な話をして終わります✨


ここまで色々試してみて、
改めて思ったのは、

我が家は
「郊外の一軒家」
という前提で備える必要がある、
ということだった。


マンションなのか、団地なのか、
家族構成はどうなのか。

それによって「正解」は違うよね💡


だから、共通して言える
「特に気をつけてること」だけ
シェアします👇

・懐中電灯と電池
(停電した夜は、本当に何も見えない。
 トイレに行くのも命がけ)

・ラジオ
(スマホの充電温存のためにも。
 正確な情報があるだけで不安が減る)


あと、
意外と盲点だったのが
「家族の集合場所と連絡手段」。

僕が仕事中に地震が来たら、
どこで合流するか。
スマホが繋がらなかったらどうするか。

それを
妻と娘と事前に決めてある。

これが一番の「安心」かもしれない✨


もちろん、
避難所が安全で、
移動できる状況なら
その選択もあると思っている。

でも、
「道路が通れない」「怪我で動けない」
そんな判断を迫られる場面も、
現実にはあり得る💦


だから我が家は、
**「在宅でも数日耐えられる」**ように
備えているだけなんだ。


70本のボンベも、120Lの水も、
それが正解かどうかは、
正直分からない。

でも、
何も考えていないよりは
ずっとマシだと思ってる😊


防災グッズは、
買って終わりじゃない。

一度でいいから、
休日にライフラインを止めて
「お試し避難」をしてみてほしい。

きっと、
自分の家なりの
「足りない」が見えてくるはずだから💡


長くなっちゃったけど、
最後まで読んでくれてありがとう!

みんなの家は
防災対策どこまでしてる?

・まだこれから?
・最低限は揃えた?
・うちみたいなガチ勢?(笑)

参考になるアイデアがあったら、
ぜひコメントで教えてね🙏