7月27日の健康通信～夏の尿道結石～

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～本日のお弁当メニューと病気予防のプチ知識～

尿路結石とは腎臓から尿が通る尿管や膀胱、尿道といった尿路に結石ができる病気です。尿路結石は夏の典型的な病気ともいわれ、汗で水分が奪われて、尿が濃くなることで発症しやすくなります。また、近年増加傾向にある病気でもあります。夏はじっとしていても汗がでてくる季節です。汗は体温調節のために、体の表面から水分を蒸発させ体温を下げているのですが、この調節により体内の水分が奪われ、体は水分不足になります。

汗をかいた後は水分補給が十分でないと、尿量が減少して尿が濃くなり、カルシュウムやシュウ酸、尿酸などの物質が尿中に多くなり、結石がつくられやすくなります。結石を自然に出してしまうには、水分を十分に摂って、尿量を増やすことが最も大切です。約8割の結石は小さいうちに自然に体外に排泄されます。ですが、結石の直径が10ｍｍ以上、幅6ｍｍ以上だと自然排泄は難しくなります。

普段は体から出る水分と入ってくる水分のバランスは保たれていますが、気温が上がると汗で失われる水分も増加します。夏は意識して水分を多めに摂るように心掛けましょう。