11月20日の健康通信～胃ガンを予防する～

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　　　　　　　本日のお弁当は35品目（毎日１種類の日替わりです）

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～本日のお弁当メニューと病気予防のプチ知識～

塩分とガンの深い因果関係はさまざまな調査で証明されています。塩分の摂りすぎで「県民病」といわれるほど脳血管疾患による死亡率が多かった秋田の人を対象に減塩を実施した結果、脳血管疾患だけではなく、なんと胃ガンによる死亡率が1/3に減少したと報告されています。

胃液は強酸性で、胃の粘膜は粘液によって保護されています。ですが、強い塩分は胃を荒らし、最近注目されている胃に取り付いて炎症を起こす菌、ピロリ菌が荒れた胃粘膜で増殖、それが色々な毒素を出し、胃壁を荒らし、ピロリ菌が持つ発ガン遺伝子が粘膜細胞に組み込まれてガン発生のリスクが高まることがわかりました。

毎年約10万人が新たに胃ガンを発症、日本人が最もかかりやすく、死亡率も高い病気です。胃ガン予防の観点からは特に高塩分の食品を減らすことが重要です。日本の伝統的な食文化を残しながら薄味になれる努力をしましょう。