家には家族写真のアルバムが20冊以上もある。

そして家や壁のいたるところに写真が飾ってあるのである。

家族の節目(=冠婚葬祭・入学式等)には必ず写真館(=大分市の”木村写真館”)で撮影。
そんなオヤジの影響もあってか、ないのか・・・今、こうして写真で細々と生活している私、写真人。
・・・一代で財をなしたオヤジであるが、考えてみれば写真は趣味が一番楽しいのではないかと思ってしまう。
何か仕事をしていて写真が趣味というのは清い選択であり、
写真そのものが仕事というのは決して正しい選択ではないような

オヤジ&私、写真人の生活ぶりをみるとその格差は一目瞭然。
写真はやはり趣味の範囲が一番楽しいのである!?
でっ!写真。
実は壁にあれこれ写真が飾ってあるのだがその一部を紹介。

左から順に・・・
20ン年前のプリント(=美大生時代の自家製プリント)。
6年前のディープインパクトの皐月賞(=町のプリント屋さんで頼んだプリント)。
3年前のノリちゃんのダービー初制覇(=大手カメラチェーン店で頼んだプリント)。
20ン年前の自家製プリントは全く色あせしていない。当時の発色のままである。
しかし・・・まだ10年も経っていない町のプリント屋さんで頼んだプリントは見事に色あせしている。
・・・プリントしてすぐ額装したにもかかわらず・・・。
最近の写真プリントは銀を使ったいわゆる”銀塩プリント”とう高級プリントはほとんどない。
街中のプリント屋さんが使っているのはきわめてレーザープリントに近いかたちのプリント。
・・・写真の色持ちが悪い・・・。
皆様も大切にしたい写真があったら少々値が張るかも知れないが、ちゃんとしたプリントで写真を作りましょう!
などと家の中をあれこれ撮影していたら・・・オフクロに声をかけられる・・・。
「アンタ、せっかく写真を撮るんならこの際、お父さん(=オヤジ)の遺影用の写真を選んでよ・・・。」
・・・まだ死が決まったわけでもないのに・・・遺影の写真選びとは・・・。
「これなんかいいんじゃ~ないの!?」
オフクロが選ぶ写真はどれもイマイチ・・・個人のテーストたっぷりの写真ばかりである・・・。
しかもオフクロがコンパクトカメラで写したものばかりだからクォリティもイマイチ。
「あらっ、ちょっと古いけどこれなんかいいんじゃないの!?
アンタ(=私、写真人)が”ちゃんとしたカメラ”(=一眼レフカメラの事)で写した写真だし・・・。」
●一眼レフカメラ=ちゃんとしたカメラ
●コンパクトカメラ=ちゃんとしていないカメラ
・・・これまたカメラの偏見・・・昭和の時代のテーストたっぷりである。
でっ、この写真。

これをこのように使うことにした。

いずれスキャナーで1000万画素相当にスキャンしてプリントするつもり。
一生残しておくつもりの写真なので、プロラボにプリントをお願いして写真のフレームも好みのものをオーダーする。
「ついでに私の遺影写真もおいてよ・・・今より痩せてる写真ね・・・」
オバハンのテーストたっぷりである
などとあれこれアルバムを見ていたら何とも懐かしい写真はっけぇ~~~ん!

これ、私、写真人のかわいい妹・・・ではなく、私、写真人本人である
小学校4年生くらいであろうか・・・長ズボンに赤いジャンパーを着ていると120%女の子に間違えれれていた・・・。
こんな感じだったので男の子にも女に子にも人気がありモテモテ君だったりして・・・。
近所の5,6年生のおねぇ~さん達に良くかわいがられたなぁ~・・・。
さらにこんな状態が中学時代まで続き、中学校の文化祭では女の子にお化粧されたりして・・・。
「写真人クン、すごい美人よ」
・・・違う意味でクラスの女の子にはモテモテ

この辺を境に”ある道”を極める事になったりして



それが今では”我らが脩ちゃん”への道につながったりして



まぁ~良い・・・家族写真にはあれこれ思い出がある・・・。
皆様も帰省された際には家族のアルバムを皆様で見てみてはいかがだろうか・・・。
「・・・お父ちゃん・・・女の子みたいでキモォ~~・・・」
なんて我が子達からちびっと白い目で見られたりして・・・。