北村友クンを信じた私、写真人がバカでした・・・。 | そうべいのブログ

そうべいのブログ

ブログの説明を入力します。

競馬は走る馬の能力も大切だが、騎手の能力も大切。
どんなに強い馬でも騎手がめちゃくちゃに乗っては勝てるレースも勝てない。
逆に弱い馬でも騎手の乗り方一つで勝てる場合がある。

さてっ、二枚の写真。先日東京競馬場で行われた東京新聞杯のゴール前のコース写真である。
まずはこれ↓
イメージ 1

一番人気、北村友クン騎乗のダノンヨーヨーがゴールを駆け抜けた芝コース。

そしてこれ↓
イメージ 2

”笑顔がかわいい”三浦騎乗のスマイルジャックがゴールを駆け抜けたコース。

この冬は雨が少ないせいか例年に比べ、芝コースの内外の差がない。
内ピッタリで先行するも良しっ、外から差してくるも良し。

・・・・良くないのが・・・・大外一気で追い込むような競馬!

先日、このブログでもちょっと記事にしたが悪い予感的中・・・馬券はハズレ!!
イメージ 3

当然内田騎乗・今期で引退する池江泰郎調教師が管理するキングストリートは押える。
去年の暮からすべての重賞レースで池江泰郎調教師の管理馬を馬券的に押えているのだが、なかなか実にならない(土曜日の小倉大章典でも一応押えたのだが・・・)。
大きな不安はあるが”そうそう重賞を連勝しないだろう”小牧騎乗のシルポートも押さえ・・・人気なのが気がかり!?
恥の上塗りで三浦も押える。
イメージ 4

これだけ馬券を買ってもちろんハズレ・・・それもそのハズ・・・写真はゴール前の追い比べ。
イメージ 5

本来ならこの画面のどこかに北村友クン騎乗のダノンヨーヨーが写っているはずだが見当たらない・・・。

レース道中・・・最後方からの競馬をしていたのである!!

イメージ 6

シルポートが58キロもものともせず果敢逃げる・・・前半57.5秒・・・結構なペース。
ちょっと出足が鈍ったシルポートを横目に津村クン(ファイアーフローと)もついて行く・・・そのためペースが上がったのではなかろうか・・・。
”マヌケ”なきさらぎ賞の後のレース・・・まさか東京新聞杯まで逃げ馬が残るとは思わない。
この時点でシルポート絡みの馬券は終了・・・

がっ・・・さらにっ!

北村友クンは最後方・・・ダノンヨーヨーってそんな余裕をカマせる程、強い馬だったのかっ!?
それともメンバーをなめているのかっ・・・8割近い確立でダノンヨーヨーも馬券に絡まないと見た・・・
残りの2割にかけてみたのだが、結果はご存知の通り・・・三浦が久々に重賞制覇!
イメージ 7

・・・後方から行って勝つくらいならとっくにマイルCSは勝ってますがなっ・・・北村友クン!
先行集団を見ながら進んだ騎手達が1・2・3着・・・。
東京のマイル戦・・・最後方から行って勝てるのはビクトリアMCを勝ったブエナビスタクラスでないと勝てないっ!
その事はファンも良くご存知のはず。
後方から競馬をするのは競馬ファン的には何も悪い事ではないが、4コーナーで届きそうもない大外をぶん回してくるのは競馬ファン的には怒り大爆発である!

期待をして馬券を買い、馬券を外してしまったファンの皆様は何とも踏んだり蹴ったりのレース。

・・・馬単はともかく、三連複は外国人騎手・シィノーラー・リスポリから行っておけば良かった・・・。

富士Sを買ったときは”北村友クンだから東京コースは不安だなっ!?”と思って馬券を買わなかったら見事1着!
今回の東京新聞杯”いくらなんでも今日は後方からの競馬はしないだろう!?”と思って馬券を買えば見事着外!

まぁ~良い・・・今まで何度か万馬券をお世話になった北村友クンではあるが、今後は一切買わない!


てなわけで(!?)”笑顔のかわいい”三浦・・・おめでとうである!
イメージ 8

真横で馬の手綱を持つ小桧山厩舎の助手・芝崎さん・・・・NHK大河ドラマ・「江~姫たちの戦国~」に出てくる織田信長のようである・・・”美浦のオダギリジョー”と私、写真人は勝手に呼んでいるが(=芝崎さん、スミマセン&おめでとう!)

きさらぎ賞&東京新聞杯。
”当てモノ感覚”で競馬を楽しむファンの皆様にはそれなりに楽しめたと思う・・・どちらも人気馬が飛んだので・・・。
”レース感覚”で競馬を楽しむファンの皆様にはなんとも後味の悪い競馬・・・。

もちろん、競馬のレース展開には確固たる定義はないが・・・一つだけ・・・ファンを魅了する競馬を見せていただきたい!!
そうでもしないとますます”競馬の当てモノ化”が進み、レースそのものがつまらないものになってしまう。

「むずかしい三連単を買うのなら宝くじのナンバーズ3の方が面白いよ!」
・・・なんて事になりかねない・・・。
現にアメリカではマンネリ化した競馬のレース(スタートから”ヨ~イッ、ドン”の競馬)のため、大勢のファンが競馬から離れ、今ではロト宝くじの売り上げが全ギャンブル売り上げの半分以上を占めるまでになった。

我が国・日本は世界でもまれに見る”ギャンブル大国”・・・こんな競馬ばかり続いていると益々競馬離れの拍車がかかりそうである。