競馬って・・・いったい・・・その四 | そうべいのブログ

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今日、広報室から電話があった。
ど~も、厩務員の組合からの申し合わせらしい。
「最近、訳のわからんヤツが厩舎をうろうろして、仕事の邪魔でかなわん!」
・・・と言うもの。

私、写真人にも誤解があったのも事実。
もっと、現場まで掘り下げておくべきだった。厩務員の組合からとは・・・。
普段、出入りしている厩舎に関してはこれと言って問題なかったのであるが・・。
広報室も
「我々はフリーの方を締め出そうなんてしているんじゃありませんよ。
むしろ、フリーの方にはいろいろお世話になってますからね・・・」
などと、大してうれしくもない社交辞令的な挨拶ではあったが・・・。

ただ、中央競馬の場合、欧米の厩舎とちがい、トレセンそのものは中央競馬の施設である。
トレセンのスタンド、団地、厩舎、調教馬場、舗装された道、ウッドチップの一個にいたるまで
我々競馬ファンの馬券の売り上げから捻出されている。
厩舎関係者は基本的には1円のお金も出さずして、
厩舎があてがわれているのだ(=備品等については調教師の自己負担)。
私、写真人なんて、少なくとも厩舎の柱4,5本分は馬券で献上している。
その事実を厩舎の人間も理解すべきだ。我々ファンの馬券の売り上げでトレセンも成り立っている。
あれこれ人が出入りしていやなら自腹何億円もかけて厩舎を作ればよい(現行競馬法では無理だが)。
また、生活している団地にしても馬券の売り上げから作られているので、
自分で土地を買い、家を建てれば良い(これは別に競馬法では定めれれていない)。

いかに、中央競馬の関係者がファンあっての競馬を無視しているかお分かりであろう!
ファンの売り上げで生活できているということを考えて欲しい。
アナタが乗っているベンツも、ローレックスの腕時計も元はといえば、
我々ファンが馬券を買っているからなのですよ!


欧米の厩舎は個人の所有になるので、簡単には出入りできない。
日本でも大手・クラブが所有する厩舎・・・例えば、社台の山元トレセンや
マイネルの明和牧場なんて「オハヨ~ございまぁ~す!」の一言でずかずか入れる施設ではない。
それなりの手続きを踏まなければ入ることが出来ない。

厩務員さん達(=ごく一部ではあろうが・・・)がいう”訳のわからんヤツ”とは・・・。
競馬ゴロ(=また言っちゃったよ!)の類か、シロートさんたちのことであろう。
私、写真人なんてずうずうしいから、いつもお叱りを受けているのではあるが・・・。

こと、カメラマンに関しては何万回も書いているが、シロートさんが多い。
そんな連中に取材票を発行しているJRAも如何なものかと思うのだが・・・。
”訳のわからん連中”に示しをつけるための今回、厩舎取材に関する規制は
ある意味良いかも知れぬ。私、写真人のようなオッサンが手本を示さねば・・・。
写真付き通行証廃止大歓迎だ。
私、写真人の誤解(=フリーランスの締め出し)は深くお詫びせねばならない。

「申し訳ありません。」

とはいえ、大先生やいきがっている若いカメラマンの中には大反対をしている連中がいる。
いいじゃないの、どうせキミ達は大してトレセンには行ってないのだから・・・。
私、写真人なんて昨日のトレセン通いで風邪をひいてしまったよっ!