2013年1月1日 | 神田松之丞ブログ

神田松之丞ブログ

毎月のスケジュールと、演目などを更新していきます。

また、自主興行のテーマなども書いていきます。

朝の9時30分、師匠宅へ一門で挨拶。

その前に一門と手ぬぐい交換。師匠は9時30分集合の場合、5分前や10分前ではなく、ぴったり9時30分集合なら9時30分に訪ねるという。1分もずらさずにする。合理的というか、何か几帳面な師匠らしい。

師匠宅前で早くついたので一門で談笑。特に話す事もないので、近くに電動自転車があったので、いかに電動自転車が素晴らしいかをみんな適当にいい、時間を埋める。

9時30分ぴったりに師匠に挨拶を済ませ、師匠と手ぬぐい交換。お年玉を頂く。二つ目でも師匠からは頂ける。女将さんが作ったお節料理をご馳走になる。大変美味しい。

その際、師匠の次男夫婦もいらっしゃっていて、そのお子さんチーちゃん1歳の可愛いさに圧倒される。赤ん坊は可愛いさという武器で周りを幸せにする。師匠の嬉しそうな顔。師匠が
「このくらいの年に戻りたいよ」という。「俺は70年も生きてるもん」という。「生きてるもん」というフレーズがチーちゃんなみに可愛いかった。

1時間半くらいでおいとま。

家に帰り、40分走り、着物で池袋へ。

お後がヌキという事で少し長くやる。7分くらいなので、マクラ系のネタでつなぐ。

ツイッターで知りあった方を客席に拝見し、嬉しい気持ちに。差し入れありがとうございます。

池袋を後に、友人と飯を食いに。
「貴方は深海魚みたいな人だよね」と言われる。

水面近くの美しさに憧れていながら、深い所でグロテスクな心で泳いでるという。

そんなかっこいいもんじゃないが、何か勝手に誤解してくれているのでその通りと思う。
「世の中、良い誤解と悪い誤解しかない」
談志師匠の名言。

家に帰り、「越前の首」「久八放逐」「狼退治」「ボロ忠」稽古。

その後、HDDに録った「ガキの使い」などをパパッと見る。

明日は広小路亭。