【模型紹介】239 24系「トワイライト・エクスプレス」(旧製品)~客車紹介編(ウエイト清掃)~ | 日常と、鉄道模型の部屋・待避所

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30代後半に鉄道模型スタートした後発組。国鉄型中心の車両収集と昭和認定を主体とする(おい)ブログ。そんな昭和のオヤジ趣味のページ。(Yahoo!ブログ転属組)

模型の導入順に、当時の思い出を話しながら同時に交検(定期運転検査)を行っている「模型紹介シリーズ」。

今回は「24系寝台特急『トワイライト・エクスプレス』」です。

見ての通り手すりの無い旧製品ですが、元は2008年製(新集電初期1形)の模様。

 

実際の所、導入するかかなり迷った車両です。

というのはこの段階で、導入制限解除が「ブルートレイン」だったんですよ。これ、ブルートレインでは無いですよね。

きっかけは某店舗で「フル編成で11000円」だった物を発見、導入するにはよさげな価格。老眼の目で見る限り傷は無し(ダメだろそれ)。

「転がり抵抗大」「解放B寝台が古いタイプ」でしたが、台車抵抗は対策で「台車枠総取り替え(車輪の軸隙間が広がる)」、旧タイプの室内も内装貼るのでわからなくなると・・・。

たしか「EF81の動力が不調」表示でしたが、これも他のEF81ど台車交換でOKでした。

 

そんな値段的にも魅力的で、フルセット揃う・・・。

結局5分並んだ後購入しました。

※制限変更「ブルートレイン」→「新系列の14系/24系」

 

次は内装の紹介。

旧製品とはいえ、「エヌ小屋さんの内装」で武装。じつは旧製品の解放B寝台の方が、光が入りやすいので、内装貼る場合有利になります。

 

見てわかるとおり、旧製品(旧集電含む)も内装の追加で様変わりします。

コレ見ちゃうと、白い内装がさみしく感じるようになります。

 

室内灯の色が「白色LED」なのは、「電球色室内灯=白熱灯電灯車両」という制限が残っている関係です。あと内装を見やすくするには白色LEDの方が、有利なのもあります。

例外として、KATO製の「サンライズ」や「スーパービュー踊り子」等は、「専用室内灯が電球色LEDのみ」という物も有ります。

 

今回は車両紹介とともに交検(3年周期の定期整備)なので、すんなりOK出来ない車両も出てきます。

案の定、「室内灯不点灯」の車両が2両発生。ここを整備していきます。

 

まぁTOMIX製の2010年頃までの製品は、ウエイト錆びて通電不良が起きるので、定番整備です。

見た目はくすんでいるだけですが、「酸化皮膜が形成」されており、いわゆる白サビが発生された状態。上皮一枚、削ってあげる必要が有ります。

 

今回は「ピカール」で研磨しました。

一番手間が掛からないのは、「クリームクレンザー+水洗い」なんですが、もちを考えると、ピカールの方が5年ぐらい持ちます。

 

コーティングがはがれると、ピカールを避ける方がいらっしゃいますが、そもそもこのウエイトは、サビ対策を省略した物です(初期はクロームメッキ)ので、削って問題なしです。

※いずれメッキ化する予定です。

 

疲れたので、ジュース買ってロビーカーで休みます(笑)

それにしても、貼り方が「かんちょクォリティ」ですね。

 

無事復活です。

何か真っ白ですねorz

 

(見ての通り旧製品の内装です)

それと、「エヌ小屋さんの内装」には、「コンパートメント(仕切り)」が、追加出来ます。

 

この化けるのが良いんですよ。

旧製品をお持ちの方、こんなグレードアップも出来ますので、「うちは古い製品だから」などと言わずに、かわいがってあげて下さい。

 

余談ですが、「トワイライト・エクスプレス」は3編成有って、そのうちの第一編成として整備。TOMIX製は新旧ともに通常品は「第一編成」「第二編成」になります。

後発のKATO製が「第三編成」で発売していますので、被っていないように見えますが、TOMIXから出した「さよならトワイライト・エクスプレス」が第三編成になっておりますので注意して下さい。

次回は「付属EF81の全検+心臓に悪い改造」になります。

 

以上、「旧製品のトワイライト・エクスプレスの客車検査整備」でした。