【KATO】165系「なのはな」6両セット<10-466>

ブログの方、間が空いていてすみません。現在(仕事終了)帰宅後に、何も手が付かない状態でして、鉄道模型も動かしたい衝動に駆られないほど、病んでいますorz

まさに「ミスター、ヤンデルセン」です(違)

そんな中で、4月前半にいったん手をかけて、結局休んでしまった「165系なのはな」が、数日かかりなんとか整備完了したので、掲載することにしました。

 

この製品は、2003年に旧製品の165系に手を加えて発売していた製品のようです。

正直旧製品の「153系」「165系」は、室内灯の取り付け問題(旧集電板方式が絶版)な為、手を出していませんでしたが、私自身「元千葉県民」ということで、気になっていた製品でした。

そんな中、「ぽちフェス」で見つけて、寝かしてあったのを引っ張り出しました。

 

この顔つきなんですが、わざわざ「全面補強の出っ張り」「シールドビーム・ライト化(高い位置)」「下側のアンチクライマーまで再現」と、かなりこだわっていた製品なようで、旧製品ベースなのが非常に残念です。

構造違うから流用できませんけど、113系1000番台(スカ色)の強化顔も発売できた感じですよね。

 

車両自体は「3+3」の編成となっており、窓部分は障子っぽくして、中の座席を上手く隠しています。

165系「なのはな」というと、デカ目の印象が強い方も多いのかもしれませんが、私が出会ったことのある姿は、このシールドビーム顔だったので、ドンピシャな製品でした。

 

とりあえず前編で「標準整備」して、後編で「手を加えていく」形にします。

 

製品を見ていくと、クーラー形状は「2種」有るようで、こちらは後編で交換していきます。

 

旧製品ベースですので、中間ホロもありません。

これも後編で追加します。

 

中間先頭車の仕様ですが、「スカート首振り方式」となっており、これも交換・・・したかったんですが、部品の在庫が無いので買ってきたらの改造になります。

未使用品ぽかったんですが、カプラーがなぜか「カトカプNのジャンパー線付き」に交換されており、それで安かったみたいです。

ここはボディーマウントに変えますからいいんですけど、このジャンパーは逆に不自然ですよね。

 

ボディーの分解は、貫通扉から棒を突っ込んで屋根を持ち上げる方式。

懐かしいですねぇ、貫通扉部分潰しやすいんですよね。

今回は先の曲がっているピンセットで、持ち上げました。

 

中はこんな感じで、「障子」「窓」「座席パーツ」の順で外しました。

ここで予想外だったのが、室内灯の取り付け部分。

現行品が付く方式になってました。

 

今度は床下。

台車を外すと、四カ所ツメがありますので、内側にズラすと床下が外れます。

 

最終的にこんな感じになりました。

結構な部品数ですよね。

中間の「モハ」は現行の床が取れる方式ですので、先頭車の「クハ」「クモハ」がこの方式です。

ボディー作り替えてるはずなので、床下を113系にして、現行方式で発売した方が楽だったんでは無いかと思ってしまいます。(窓なんか流用でしょうし)

 

付属のライト基板(上)なんですが、「黄色LEDライト」を「電球色LED」に交換することになるんですけど、機関車も含めて「黄色LED」「オレンジLED」はそのまま交換すると飛ぶことがあります。

基板のチップ抵抗の数字が「271」となっています。これは「270Ω(1は0の数)」の意味で、当時「電球色LED」「白色LED」「青LED」(以下、後発LED)は出ていないか高かった為、採用されなかくて、代わりに「黄色・オレンジLED(先発LED)」が使われていました。

先発LEDは「緑」「赤」を含めて、270Ω(12V使用時)で良かったんですが、後発LEDは、さらに電圧を下げて460Ω以上(12V使用時)の抵抗となった経緯があり、交換しないとLEDが飛ぶ可能性があります。(先発LEDが5V駆動・後発LEDが3V駆動)

 

特にKATO製パワーパックは、最大14V超えますから、抵抗変えてないなら回しちゃダメですよ。

 

上の写真に出しちゃいましたが、「153系ライトユニット」がそのまま使えます。

この基板、683系や681系用でも販売しましたし、「ヨンダーバード」も発売控えてますから、このAssy買った方が早いです。

 

ライト基板を乗せる。

 

テールランプのカバーを付ける。

 

ライトのカバーを付ける。

これだけで「電球色LED」ですから、楽ちんです。

ボディー分解の方が、ネックになりますけどね。

 

座席パーツをボディーに戻す。

 

窓ガラスをはめ込む。

※この状態で座席が外れなくなります。

 

障子部品をはめ込む。

といいたい所ですが、室内灯・ライトテスト後の方が良いです。

 

それにしても、全然お座敷じゃなかったんですね(笑)

 

今回、室内灯に付属のオレンジパーツを付けて、電球色LEDっぽくしました。

ただし、なぜか「クハのみ」このパーツ付けると、室内とが光らないという訳のわからない現象となり、2両は白色にしましたorz

 

室内灯の付け方ですが・・・

室内灯を裏から押さえて、後から集電板を差し込むというやり方です。

 

簡単・・・といいたい所ですが、この時点でLEDの足が集電板の内側か外側(写真だと上下)に来ているかわからず、組み上げないと点灯テストも出来なくて、点かない場合再度分解を繰り返すという、闇のスパイラルに陥ります。

 

床側(集電板)の写真忘れたorz

集電板とウエイトを定位置に持って行き、4カ所のツメをはめ込みます。

ツメのある位置で、座席側を押すと上手く行きます。

 

その後、車輪をはめます。

 

ライトと室内灯の点灯を確認。

OKなら、この状態で障子パーツと屋根をはめます。

 

実際は、この時点で室内灯が点かない場合が多く、やりなおしスパイラルに陥りますorz

 

テールはこんな感じとなり、ライトは絶対交換した方が実感的でかっこいいです。

他の165系も、この方式なのかはわかりません。

 

今回のテープはPanasonic製の「GX」ノーマルポジション 46分

かなりマニアックなテープが登場しました。これはスーパーで売っていた物(以下略

・・・じゃないわ!

これは別ブログの「80年代後半の音楽館」の写真だったorz

 

すみません、最初の整備の時、あまりにも室内灯取り付けの失敗率が多く、初回写真ここまでだったようですorz

 

※「80年代後半の音楽館」はカセットテープの紹介(朝)と、中身の懐かしいアルバム(夜)を載せています。結局アルバム紹介も復活させて、45~55歳の人は自爆してしまうかもしれません。

 

話が脱線しました。

 

話を戻しますが、途中の写真が無いので、出場時の状態の写真。

結局、ライト交換とクーラー交換すると、そこまで古い製品には見えなくなるんですよ。

細かいことは後半でお話ししますが、十分現行で使えそうな仕様に化けたと思いますので、お持ちの方は、見直してみてもいいかもしれません。

また、153系・165系(旧製品)も、化ける可能性はありますね。

 

以上、「165系なのはな、いまさら入線整備開始」でした。