つながる | かんちくログ

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1発屋どころか、まだ1発も打ち上がってませんが。勝負は、これから。

 公演ビデオを簡単に編集して(前と後をカットしてタイトル文字入れるくらい)、動画ファイルに書きだして、それを家庭用DVDプレイヤーでも見れる形でDVDに書きこんで…という作業にかかりきりで、こんな時間まで起きている。1つ1つの過程に時間がかかるんだ…。結構新しいPC使ってるんだけどなあ。
 できた!と思ったら形式が受け付けなくてやり直したり、画面比率間違えてたり…まあ、わたしがどんくさいのが悪いんだけども。

 パソコンがせっせとがんばってる間、読書をしている。映画『ほんとうのうた~朗読劇「銀河鉄道の夜」を追って』(日記参照)を見たのがきっかけになって、買ったけど読んでいなかった翻訳夜話 (文春新書)(村上春樹と翻訳家・柴田元幸の対談)を読み始めている。あと、今、劇団「地点」にせっせと通っているのだけども、そこで文章が使われていたから小松左京を読み始めた。地点の主催の三浦基さんの本も読んでる。あと昔の文芸誌を眺めていたら地点のゲストトークで来ていた佐々木中さんのインタビューが載っていて、本人の話を聞いたあとだから内容がしっかり体に入ってきた。

 どの本も出会えてよかったと思えるようなものばかりで、わたしの中で化学反応が起きていく。急に目が開いたみたいな感じ。今まで意味が分からず聞き流していた外国語が急に意味が分かるようになったかのような、そんな変化が起きていて、何を読んでも何を見ても面白い。

…これが35歳ということか…!

 脳科学者の池谷裕二さんが30代は新しいことを覚える力は20代より落ちるけれども、今までの知識や経験の蓄積がどんどんつながって新しい世界が見えてくる…というようなことを言ってて(うろ覚えですみません)、それ、いつ来るのさ…って思ってたけど、今来たよ。それもこれも、この1年、果敢に体張っていろんなことやったおかげではないだろうか。
 
 公演ビデオ見ながら、もうちょっと演出か演技か、どちらか、ちゃんと学びたいなあ…と思い始めている…。ちらっとね。しかし小説も面白い。小説というものについて、もっと知りたい。実践したい。

 毎日少しでもいいから必ず本を読むと決めたら、結構たくさんの本を読めることが分かった。少しでも、と思っていてもいったん読み始めたら切りのいいところまで読んでしまう。こんなふうに決めてなかったときは「本を読む」という概念自体抜け落ちて生活していた。本を読んだら楽しい、ということも忘れて生活に追われていた。
 たぶんみんなそうなんだと思う。本を読むという行為は、いったん離れると、なかなか戻って来れなくなる。
 いま、本を読む人がかっこいい♪ みたいな流行来ないかしら。読書カフェ大流行り。本を持ち運ぶためのオシャレバッグが続々登場。読書合コン。読書に似合うファッション特集。動機やきっかけは何でもいいんだ。1ページ目を開いてくれさえすれば、あとは作家に任せればいい。

 ちなみに、わたしがたくさん並行して読んでいるのは、気分や読む場所や取れる時間によって読む本が変わるから。TPOに合わせてね、コーディネートするの。

 今日も明日も予備校通い。受験生にはクリスマスも年末も正月もないので、受験生を教える講師もないのです。原稿仕事の締切がないからちょっとのんびりできています。

…まだ終わらない。1枚無事にDVDに焼けたの確認できたら、あとは次をセットして寝るのにな…。

一眼レフ買ったばかりのときに撮ったモーちゃん。


部屋を片付ける方の目標は遅々として進んでいない。取りかかってもない。いや、積読の本を読むことで、ちょっとずつ片付けてるんだ…。片づかないよな…そんなペースでは…。

…DVD作成終わった。…が、また失敗してる…!!!画面比率直して書きこんだはずなのに!!!元ファイルはちゃんとなってるのに!!なぜ!!!比率が違う…!!!!!!縦長に!!!

…戦いは明日に持ち越しですね。首洗って待ってろ!ウインドウズDVDメーカーめ!!!