ブログが三つあるので、総合するとそこまで更新さぼっているわけではないんですよ | かんちくログ

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1発屋どころか、まだ1発も打ち上がってませんが。勝負は、これから。

3つもあるのはどうかと思うけど、あとでまとめて見る時に、大事なことが埋もれてしまうので、この日常の日記ブログとは別に、告知ブログ報告ブログがあるんですよ。ときどき更新されます。そっちを見ると、食べてばかりじゃなくてちゃんと小説家してるんだなという感じがします。

最近のこと。

ずっと書きあぐねていた小説をようやく提出した。これで今、わたしが抱えている締切は0になった。いまのうちに、誰からもお題をもらわない、自らの中から湧き出た小説を書くんだ!そして応募するんだ!と思うのに、0から1にする作業って本当に途方に暮れる。何回書いても、何度も何度も途方に暮れる。わたしって本当に小説書けるんだろうか、なんて思う。

小説の締切がないから暇かと思ったら、新年度が始まったので予備校仕事が始まった。減らしてくださいって言ったけど、やっぱり減らなかった。まあ、仕事があるってありがたいですね。せっせと添削指導の日々。もう10年以上やっているけれど、文章を文章で指導するのって本当に難しい。的確なポイントをずばり言わないと伝わらないし。同じところまで降りて同じ視線で書いてあることを読まないと、思いこみで無視しちゃうこともある。だからいつも謙虚に謙虚に地に足をつけてひとつひとつの文章に向き合っている。

去年の連休は、単発バイトしてワイン売ってたけど、今年は売り子的なバイトはやめて、書く仕事に専念しようとしている。書く仕事と言っても、翻訳校正やライター的な仕事や添削仕事なども合わせてなので、まあまだまだ小説の占める割合は低いけれども。そして人前でにっこりする仕事をやめたら、どんどん太る。困る。やっぱりたまには外に出ねば。

今年は講座もやります。京都フラワーツーリズム主催の文章講座がもうすぐ始まる。6回の連続講座の内容を考えるのは、6編の連続短編を考えるくらいヘビー。初めてだからね。文章が楽しく書けるような、どんどん上達できるような、テクニックや考え方を伝えられたらと思っております。全部出れなくても分からなくなったりはしないので、出れるだけでもOKです。他の曜日に振り替えもOK。

夏には京都造形大学の社会人講座「藝術学舎」で小説講座を持ちます。こちらは「心に届く文章のヒミツを探る」と題して、文章の面白さに触れて実感してもらうような内容を考えています。小説って面白いねえ、文章ってこんな見方もできるんだ、なんて思ってもらえたら。夏の暑いときに土日の朝から晩までだから、お互いヘビーですが。これも初めての体験ですが、まあまだ先だし!


(写真:ツキノカホ)

講座のイメージ写真出してって言われたのでこれを出しました。没らなかった。さすが造形。パンフレットの画像見ても、講師本人が机の下にもぐっているとは思うまい。

この写真わたしの中では「アイデアは机上で生まれるとは限らない」というタイトルがついています。だからって机の下かよ!という突っ込み待ち。