旅に出るような | かんちくログ

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1発屋どころか、まだ1発も打ち上がってませんが。勝負は、これから。

もう何日もコツコツと書き続けている。目的地も決まって、道も分かって、あとは長い長い道のりを一歩一歩進めばいいだけなので、アイデアが出なくてプレッシャーに押しつぶされそうになってる時期よりずっと心は穏やかですが、ね。あとは根性の問題なんですよね。この根性養うためにジョギングって有効なんだと思いますよ。また走らなきゃなあ。どうしてこんなに時間がかかるのだろうね。小説というやつは。

一週間前のことが何ヶ月も前のような気がする。そのくせ、ここ数日間何をしていたかあまり思い出せない。まあ、書いてたんだけど。書いている間は別の世界を旅している。だから、その間、わたしはこっちの世界にいなくて、こっちの記憶があいまいになる。

ここにいられるうちに約束をしなければ、と、打ち合わせやアポイントや会う約束を決めて手帳に書きつけて手帳を閉じる。ふたたび手帳を閉じたらまた旅に出る。

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photo: ツキノカホ