美人モデル | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

白い帽子を被った女性、ポートレート撮影

白い帽子を被る女性、ポートレート撮影

新緑の木漏れ日と葉

新緑の葉、光合成で輝く

新緑の葉、木漏れ日、生命力

 

 

 前回のネモフィラと同じ舎人公園での撮影である。花壇の真ん中辺りにネモフィラの上で写真撮影が出来る『ネモフィラスカイステージ』が設置されており、そのステージで記念撮影をしていた人たちが多くいた。その中でもひと際目立っていたのが、白い帽子を被った素敵な女性。この女性は多分モデルさんだと思う。近くで30代くらいの男性カメラマンがキャノンの一眼レフに EF100-400mm(憶測)の望遠レンズでパシャパシャと撮りまくっていたので、私も仲間に入れてもらい撮影。

 ポートレートを撮る場合、私は後ろ姿、横、斜め横の構図が好きである。後ろ姿は鏡でもない限り自分で見る事は出来ない。その後ろ姿にこそ人の生き様(物語性)を感じるからである。撮影時の注意点はモデルさんにカメラを意識させないよう心掛けている。雑誌に掲載するような場合は別だが、モデルさんの表情が不自然にならず、ありのままのスナップ写真のように日常の視点から美しいものを切り取る作業が必要となる。

 実を言うと一眼レフで最初に撮った写真は人物だった。私の前を少し離れて歩く男性の後ろ姿で、髪はボサボサに伸び切って着ている服も所々敗れて汚くおそらく風呂にも長い事入っていない様子が伺えた。そんな後ろ姿が強烈に瞼に焼き付いた。この人の人生に一体何があったのだろうと思いつつシャッターを切った。その写真はパソコンの中に眠っている。それが私のポートレートデビューであった。

 春の木漏れ日を浴びて緑の枝葉が光合成を繰り返し、至る所に生命力が宿りキラキラと輝く季節は希望と成長の証しでもある。生い茂る若葉を手に取りそしてカメラに収めて行く。微風が優しく頬を撫で、新緑の海で思い切り深呼吸。空気がとても美味く「ああ、生きててよかった」と実感した。