風車のある街in浮間公園! | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

 

 

 自宅から徒歩で約45分の所に『浮間公園』がある。西台駅前から浮間舟渡駅行きの国際興業バスが出ているので、それに乗って行けばよいものを天邪鬼な私は敢えて徒歩を選んだ。新河岸川を渡り荒川土手沿いを東へ20分ほど行くと、水と緑に囲まれた公園が姿を現した。この公園にはシンボルとなっている風車がある。その周りを囲むようにチューリップやネモフィラが咲いている。休日ともなれば大きな池で釣りを楽しむ人や、風車の下に広がる芝生にシートを広げランチや会話に興じる人々で賑わっている。
 この公園の存在を割りと最近知ったばかりで、自宅近くにこんな素敵な場所がある事に気付かないなんて灯台下暗しだなぁと思ったりした。ネットで詳細を調べるとチューリップや風車に人気があるようで、期間限定で夜は花や風車がライトアップされるという。桜が満開になる頃にはさらに神秘的な要素も加わる。これは何としても撮影に行かねばと意気込んだ。アップした夜景を撮るのに実は3回も足を運び、3回目にして漸く納得出来る夜景を撮る事が出来た。
 1度目は風車の周りが工事中でまともな写真が撮れず、然もカメラのバッテリーが2本とも切れてしまい夜景は断念。バッテリー切れなどと言う初歩的なミスは一眼レフを始めて以来始めてだった。多分、充電を忘れていたのだろう。2度めはレンズ選択のミス。これはミスと言うより天気が良すぎて気に入らなかったというのが本音。そして3回目にイメージ通りの夜景が撮れた訳である。この時は遠回りになるが電車を利用した。出掛けたのが帰宅時間帯で、埼京線の想像を絶する混雑ぶりを体感する事となった。帰りは気分も高揚していたので徒歩で自宅に戻った。納得の出来る写真が撮れると疲労感すら心地よく感じるものであるが、気分が昂ぶったままベッドに入っても頭が冴えて眠れないのは困りものである。