Golden River! | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

 

 

 夜景を撮りたいのは山々なのだが今冬の寒さが余りに厳しく、寒風吹き荒ぶ凍てつく空の下に一歩踏み出す意欲も凍り付いてしまったようだ。日中は兎も角、陽が落ちると一気に気温も下がる。心臓の事を第一に考えれば寒さは大敵と承知してはいるものの、長い時間カメラに触れていないと撮影の勘が鈍ってしまうのではと一抹の不安を覚えるのも事実。
 車の運転と同じで、1週間ハンドルを握っていれば勘は取り戻せるだろうから、撮りたい物に出会ったら躊躇う事なくシャッターを切ればそのうち慣れて来るだろう。先日、久しぶりに防湿庫からカメラを取り出してみたのだが、何とも重く感じた。「これミラーレスだよなぁ?」と一瞬疑いたくなるほどの重量を感じた。つまり、それほどに筋力が落ちているのだ。ミラーレスを重いなんて一度も感じた事はなかったが、流石に撮影から遠ざかっている時間が長すぎるのだろう。だが、今は何より心臓を優先しなければならない。後1カ月もすれば春の芽吹く足音が聞こえて来るのだから。
 と言う事で、upしたphotoは2年前の8月上旬、確か箱崎辺りへ撮影に出掛けたその帰りの路で隅田川テラスを散策しつつ、撮影した東京の夜景である。隅田川を跨いで通る隅田川大橋とその上を箱崎ジャンクションから続く首都高が、大都会の高層ビル群の中に吸い込まれる様に伸びて行く様は東京ならではの景観だと思う。金色に輝く橋と高速道路!「美しい」を通り越してまさに圧巻の風景写真となった。隅田川に映り込む光の帯もこの世の物とは思えない美しさ!
 この撮影で使ったレンズはsigmaの12-24mmだったと思う。単焦点レンズでなくとも、カメラの設定次第で、レンズの特性を最大限活かした撮影が出来るものである。