ひと恋列車。 ちぎれるほどに右手を振って ありったけの笑顔を あなたに見せた ありがとう さようなら そう つぶやきながら 窓越しに揺れるあなたは陽炎 また逢えるよね 逢ってくれるよね 心の中に不安が募る 二人の距離が 列車とともに遠ざかる 一緒に連れてって そう言えないわたしに 涙の線路が霞んで見えた 人影まばらのプラットホーム 佇むわたしは ひと恋列車