ねじれ黒会。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


プールサイドの人魚姫-ブラック

政治ごっこに明け暮れる政治家たちのねじれ国会がスタートを切ったが、どの角度から見てもブラック国会に思えてならない。

 小泉純一郎が去った後の政界は長期安定政権が誕生せず、短命政権が定着してしまうという日替わり定食の政治が日本の行く末に暗い影を落とし、景気回復の足を引っ張る形となっている。

 外交の絡む普天間基地や拉致問題などは政権が安定しないことから、一向に解決への道を閉ざされたままだ。

 他国から日本を見れば、交渉の座に着こうにも僅か一年も持たない政権や首相に対し、疑心暗鬼にならざるを得ず、対話の余地を生む相手が不在という現状である。

 タレント議員やどうみても役に立たないのでは?という人物が名を連ねる参議院、この人たちに高い給料を税金から払ってしまってよいのだろうか。

 仕事をしない政治家は無用であり、頭数だけを揃える国会運営そのものも実にナンセンスだし、膿を出し切れない相撲界と同じで、隠蔽体質が根深く蔓延っている現状では、どんなに肥料を与えても芽吹かない荒地そのものである。

 育児放棄や虐待が流行る中で、政治放棄とも思える政治家たちの発言には憤りさえ抱いてしまうが、日本の荒廃がこれ以上拡がらないことを願うばかりである。