おこがましい政治家。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。



プールサイドの人魚姫-辞任

面の皮が厚い、図々しいと言った表現がぴったりの小沢幹事長。そしてタイトル通りのおこがましい奴。

小沢氏本人だけの中では一件落着した筈の政治資金問題が再浮上。

おそらく本人は腸が煮え繰り返る思いだろう。

国民がノーと言っている事に耳を傾けないからこのような事態に発展する訳で、当然ながらこのままでは、参院選は乗り切れない、それどころか民主党は益々窮地に追い込まれ、小沢幹事長と一緒に心中でもする積りなのか。

どちらにしても海の藻屑となって消え失せるのは時間の問題。

自業自得といえばそれまでだが、ここまで追い込まれなければ眼を開かない鳩山総理や民主の議員たちはもしかすると、自民よりたちが悪かったりするのだろうか。

結局は同じ穴の狢と言うことに尽きる。

ところで、「検察審査会」なるものが在ることを政治や裁判に疎いわたしは知らなかった。

有権者である一般市民が検察を審査するとう機関が、公になるような事件・事故が過去にあったか記憶になかったので、今回の件でその存在を初めて知った訳である。

いずれにしろわたしの勉強不足であるが、これでまた一つ知識が増え、だから人間は生きている価値があり、楽しいと思えるのだが。

検察と言えば有能なエキスパートの集団であるが、それ故に固定観念を排除出来ない頭の固さも持ち合わせている。

あらゆる角度から事象を捉える柔軟な視座を持ってこそ、「灯台もと暗し」にならずに済む。

市民の目線で捉えれば、どう考えても納得が行かない事件であり、政治の背後に複雑なカラクリと権力の亡霊が見え隠れして仕方がない。

再審査を経て、小沢氏不起訴がひっくり返る確率は低いだろうが、国民は納得していないのだから、小沢氏は責任の所在を明らかにし、潔く幹事長を辞任すべきだろう。

鳩山総理率いる民主党の支持が風前の灯になっている今、総理がリーダーシップを発揮し、小沢氏を切れば、国民も少しは鳩山総理を見直すだろう。

肉を切らせて骨を断つではないが、小沢氏に翻弄されてばかりいる鳩山さんが実にみすぼらしく、国を代表する顔としては貧弱でならない。

それに比べると、小沢氏のふてぶてしさには開いた口が塞がらない。

夏の選挙は台風になること間違いなしだろう。