クリスマスイヴに突然届いた飯島愛さんの訃報に、言葉を失った人も多いのではないだろうか。
彼女のファンであれば、クリススマスケーキが涙で溶けてしまったかも知れない。
それほど衝撃的な知らせだった。
死因がいまだ特定出来ないため、自殺と病死の両方で調査をしているようだが、大量の薬が見つかっていることから、薬によるショック死の可能性もあるが、彼女自身が故意に服用したとすれば自殺の可能性も大きい。
何れにせよ病理解剖の結果で死因は断定されると思うが、実に残念なことである。
彼女は体調不良を理由に昨年3月芸能界を引退したが、その後も体調は思わしくなかったようだ。
元々「腎盂炎」という腎臓の病気を患っていることから、それが悪化しての精神的ストレスに悩まされていたのかも知れない。
これは単なるわたしの憶測であって真実は判らない。
腎盂炎はわたしも患っているが、治療を受けるほど悪化していないので今のところは薬も飲んではいない。体力が低下して抵抗力が落ちていたりすると危険であり、風邪を引いたりすることで悪化することもある。
飯島愛さんについてここで語らずとも殆どの皆さんはご存知のはず。
1992年に○○女優としてデビューしたが、彼女自身それを本業とする意思はなかったと思われる。
2000年に出版された自伝的小説「プラトニック・セ○○ス」の中で赤裸々な告白をしていることも有名であり、本自体もミリオンセラー、そして映画化されるまでに至った。
一見華やかに見える芸能界の舞台では、自分自身を押し殺して生きていかなくてはならない部分も相当あるだろう。
わたしたち一般人からは想像もつかない精神的、肉体的苦痛。
それを彼女は抱えきれなくなった…。芸能界引退は体調不良だけではなかったろうと思う。
彼女の死を知って、わたしが一番悲しく胸を裂かれる思いをしたのは、遺体が死後一週間を経過していたことだ。
一週間も放置されたまま、彼女の身体は冷たくクリスマスの存在すら忘れてこの世を彷徨っただろう。
人間は死を前にしてなんと無力なのだろうか。
温かい血の通う身体の尊さ、病気であろうと生きていることが大切なのに。
やがて溶けてしまう雪だるまのように、人の命が消えていくのはなんと寂しく悲しいことだろう。
飯島愛に合掌。
