小泉元総理があっさりと引退表明。自民党内部にも驚きと困惑が広がっている。
麻生内閣が発足したばかりのこの時期に何故?という疑問もあるだろう。
小泉劇場の幕引きに相応しい時期を本人は選んだ積もりなのかも知れない。
彼の後継者は次男であり、これもまた二世議員(当選すればの話)。
小泉氏については、当ブログでも過去に幾つかアップし好評を得たが、おそらくこれが最後となるだろう。
小泉政権は発足時87%という空前の高支持率だった。小泉流マジックとそして小泉首相に期待する国民の声が初めて国のリーダーを認めた瞬間でもあった。
彼が総理の座に付いていた期間も約5年と近年では珍しく長期に渡った。
郵政解散と小泉チルドレンの誕生、そして郵政民営化。
良くも悪くも公約を実現した首相は小泉氏くらいのもの。その点に絞ればやはり高い評価を付けるに値する政治家と言えるかも知れない。
とにかく他の首相たちが余りにも評価する点がなさ過ぎることが一番の問題ではあるのだが。
小泉氏は66歳と政治家としての寿命はまだまだ残っている。
政治の世界には長老と呼ばれる高齢の議員が大勢存在する。彼らの存在は果たして必要なのだろうか?
民間であればとうに定年退職し、第二の人生を送っている身。
死ぬまで権力の座に就いていたいと言う、政治ではなくあくまでも権力に対する執念がそうさせるのかも知れない。
政治家としての仕事を終えたのであれば、きっぱりとその座を去り、一般市民の視点から政治を見据えてはいかがなものか。
どれほど政治が政治家のために存在し、国民からはほど遠いものかが鮮明に見えてくるだろう。
政治家にも定年制を導入すれば少しは真剣に仕事をしてくれるのではないかと、わたしは密かに思っているのだが。
