米兵を撃て。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

米兵 沖縄が日本に返還されてから数十年が経つ。当時の首相故佐藤栄作氏はこれでノーベル平和賞を受賞したが、沖縄に平和が訪れたのか。
ノーベル平和賞の持つ意味がまったく釈然としないまま、月日が流れて行った。
沖縄に残ったものは領土の半分近くを占領するアメリカ軍基地と、米兵に寄る傍若無人な行動だけであった。
米兵による強姦事件が後を絶たず、その度に米軍は一時しのぎとも言える、謝罪を繰り返し、軍内部の規律を厳しく徹底さると約束をしてきたが、効果は殆どないと言わざるを得ない。
先日起こった米海兵隊員の女子中学生暴行事件は生々しく記憶に留まっている。沖縄の住民にとってみれば、おそらく戦争はいまだ終結を見ず、別な形で今もなお続いているのではないだろうか。
沖縄に真の平和が訪れるのは、米軍基地が消えて無くなる日までやって来ることはない。沖縄を独立国家とする動きは昔から存在したが、賛成派が30%を下回る結果となりその話は闇に葬られたままである。であれば、自分の身は自分で守るしかないというアメリカ式の方法を受け入れ、住民に武装させればよい。
極端な話ではあるが、そのくらいの覚悟をしなければ、同じ悲劇はこれからも繰り返されることだろう。