貴方の後ろにインフルエンザが忍び寄る。 | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


鳥インフル 先日、宮崎県で発生した鳥インフルエンザ問題が風評によって日本各地に飛び火し、養鶏場の経営者が頭を抱えている。実際のウイルスよりも風に乗って瞬く間に拡がる噂の方が遙かに怖い。消費者は食品の事となれば真っ先に安全を確認する。不二家の件も同じであるが、口に入れる物でもあり神経質になるのも無理はないが、生まれて数ヶ月経つ赤ん坊は何でも口に持っていく。誰が教えた訳でもないのに手の届くものはまず口で確認する。これは人間が生きていく上で自然から授かった本能である。赤ん坊の口から大量に唾液が分泌し、よだれ掛けは直ぐ湿り気を帯びる。唾液の分泌量は非常に重要で、外から進入する菌を唾液に含まれる成分が身体の中に入る事を防いでいるわけだ。虫歯の少ない人は唾液の分泌量が多いはず。人間の身体と言うものは実に良く出来ていて、何処か具合が悪くなれば脳がサインを出して教えてくれる。だから痛み等は有難いものと考えた方が良い。無痛病という原因不明の病気があるが、これは実に悲惨な状況に陥る。痛みを感じないので、身体中あざだらけ、骨折しても気付かない。対処しようがない厄介な病気の一つ。鳥インフルエンザがどの様な形で発生するのか、媒介は何かいまだ特定は出来ておらず研究者の頭を悩ませているが、これはウイルスが突然変異を起こしたものと思われる。何故変異したのか?答えは環境破壊。人間が己の手で生み出した地上最強のウイルスなのである。