姉歯被告の頭に光るもの。 | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。


カツラ 昨年11月から今年前半にかけて日本列島を揺るがした耐震偽装問題。政治家も含め、この事件に関係した人物は多数に及ぶ。そして自分は正しいと言わんばかりに正当性を国会の場で訴える。罪の擦り合いは、まるで子どもの悪戯を他人のせいにする小学生レベルの質疑応答だった。さて先日のニュースで姉歯被告に懲役5年という判決が言い渡されたが、偽装については姉歯元建築士の単独犯行と結論づけられた。またもや罪を一人の者に押し付け決着を急ぐ影の取り巻き連中がこの一歩間違えれば大きな災害を招き、国民の信頼を裏切った責任者の追及もなされず、闇に葬ろうとしている構図が浮かび上がった。この判決で直接被害を受けた人たちが果たして納得するだろうか?信頼回復は何処へ行ってしまったのだろう。この事件さえ既に国民の頭の中から消えかかっているに違いない。直接被害に合った人はともかく、わたしたち傍観者にとっては日常的に起こっているスキャンダラスなニュースの一駒に過ぎない。事件に巻き込まれなければひとごとのように、それでも多少怒りはするものの時間の経過は残酷で、裁判の行方が新聞の片隅に載れば「ああ、そんな事もあった」と姉歯被告のかつらを思い出す程度だろう。国民の感情を知り尽くしたマスコミとそれを利用する悪の中枢にとっては幕引きのタイミングだけを計っているに違いない。