私が心臓の弁置換手術を受けた時、担当医がこんな事を言った。「弁が壊れる確立は0.5%です、交通事故に会う確立より低いですからね」黒ぶち眼鏡の奥で目が笑っていた。私はそれを喜んで良いのか複雑な気持ちで受け止めていた。壊れる事は即ち「即死」である。弁は機械だから当然何れは壊れるだろう。耐久年数は150年と言われていても常に壊れる確立が0.5%存在する訳だ。
車が増え続けると共に年々増えて行く交通事故。その原因は様々で飲酒運転、スピードの出し過ぎ、居眠り運転、わき見運転など。この中で最も悪質なのはひき逃げだろう。それも飲酒運転でのひき逃げが結構多い。何時だったか園児達の列に車が突っ込み数人の園児が亡くなった。飲酒こそしていないものの、車内で探し物をしていたらしい。ハンドルを握ったら前方後方をしっかり確認し、緩やかに発進すると教習所で教わった筈なのだが。運転に慣れるて来ると初心を忘れる。心に油断が出来それを過信してしまう傾向が高い。誰しも事故を想定してハンドルを握ってはいないだろう。事故には必ず原因がある。乗車する前には心で安全祈願をし、そして一日の終わりには事故を起こさなかった事に感謝しよう。ハンドルに愛情を込めれば車は優しく走ってくれる。そして本当にお酒が好きな人は飲酒運転をしない、何故なら酒の恐さを知っているからである。
