ギャルサー最終章、カウボーイは二度死ぬ(動画) | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

カウボーイ先週の土曜日、人気TVドラマ「ギャルサー」が最終回を迎えた。理屈抜きに楽しめ、後味の良いドラマだったと思う。キーワードのイモコ探しであるが、私はそれが誰であっても良かったと思っている。何故なら、イモコはみんなの心の中にいるからだ。大切なものを無くす、或いは見失ったりすると人は必死になって探すだろう。そしてその大切なものが見つかった時の喜びは非常に大きい。ギャルサーに限らずドラマには作り手のメッセージが必ず込められている。このドラマにはお馴染みの台詞が何度も登場する。ありがとう大地、ありがとう太陽、命よありがとう。これは自然に対する尊敬と感謝の気持ちが込められている。食事の始めと最後に必ず口にする言葉がある。「頂きます」「ご馳走様でした」これは大抵どの家庭でも共通していると思う。「頂きます」は命を頂くと言う意味である。食べ物は全て生命を宿している。「ご馳走様でした」はそれを作ってくれた人に感謝する言葉。親であったり、コックさんであったりと必ず誰かが作っている。物を大切にする事は愛情を育てる事と同じであると思う。現代は大量生産で使い捨て商品が多数出回っている。便利な世の中は人間にとっては都合がよいであろう。しかしその代償として失って行くものも多い。自分にとって大切なものは何か、やるべき事は何なのか、それを分かり易く教えてくれたドラマであったと思う。個人的にはジェロニモが好きだった。そしてパラパラダンスの振り付けが前田健だったと言うのが意外で、お笑いだけでなく別の分野でも才能があり、さすが芸人と思った。