バードウォッチングしていますか?(動画) | プールサイドの人魚姫

プールサイドの人魚姫

うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

アヒルインコを飼う以前、日本野鳥の会に入会しバードウォッチングを楽しんでいた時期があった。東京近郊であれば千葉方面にある「谷津干潟」が有名。水鳥や渡り鳥が羽根を休めにシベリアの方から飛んで来る。ネットオークションで双眼鏡を二つ購入。ポケットサイズと大型の物。野鳥の会の人達は鳥に詳しい方ばかりなので初心者の私に色々と鳥の名前や生息地などを教えてくれる。7年ぶりに飛来したシギ科の鳥を発見すると数十人の団体が一斉にそちらへ移動する。双眼鏡で必死に探してもどれがその鳥なのか分からない。私には皆同じに見えてしまう(^o^)。隣のおじさんが「ほらこれ覗いてみな」と固定された大型双眼鏡を覗かしてくれた。「くちばしが杓文字みたいになっている鳥だよ」なるほど、やっと発見。干潟を2時間近くかけて一周し野鳥観察ツアーを終了、全員で公園の広場で昼食。その日見つけた野鳥の名前を発表する。一人で10種類見つけた人もいる。家に帰り早速鳥の図鑑を広げ、子ども達と確認しあった。野鳥の会に参加して思ったが、殆どの方が年配である。若い人達の興味は鳥なんかより人間に関心があるんだろう。年々このような野鳥の生息出来る場所が減少している。人間は地球を自分たちの住み易いように環境を変えて来た。己の大地だとばかりに足場を作る。そこに生息している生物の事などおかまいなしだ。海亀の産卵場所が消えて行くと過去の記事でもアップしたが、地球は誰の所有物でもない。全ての生命体と共存してこそ生き延びる事が出来る。自分の身体から菌を追い出し、除菌スプレーを撒き散らし、免疫不全に陥る人類は「宇宙戦争」の侵略者と同じ運命を辿るのかも知れない。