相撲を10倍楽しく見る方法(動画) | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

栃東大相撲初場所は栃東の優勝で幕を閉じた。全勝力士がいなくなった時点で、私は密かに栃東が優勝してくれればと思っていた。日本人力士の優勝からかなり時間が経っていたからだ。栃東自身も前回の優勝から遠さかっていたこともあり、この優勝でいくらか胸をなでおろしている。彼は元々横綱になれる素質を持っているのだが、怪我や強敵朝青龍の快進撃などもあり中々努力が実らなかった。しかしコツコツと稽古を積み、チャンスを伺いながら励んできた結果漸くその努力が報われたと言えよう。私の祖父が相撲協会と縁があり私の父に相撲の話をよく聞かせたそうである。相撲は腹でとるもの、大きな腹の事ではなく肝っ玉のことである。腹の座った人間とよく言うが土俵は謂わばまわしである。つまり如何に自分の土俵にするかである。土俵は誰にでも平等にあるわけで、それを自分流にアレンジして丸いものを四角にしてみたり、三角にしてみたりと自由に操れるかである。これは相撲に限った事ではない。人生という大きな土俵に立ち如何に自分を表現し様々な困難と立ち向かい乗り越えるか。まわしが緩むと堀江社長や姉歯、小嶋みたいになってしまうから気をつけよう。