約束のない命をぶら下げて中古心臓何処へ行く | プールサイドの人魚姫

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うつ病回復のきっかけとなった詩集出版、うつ病、不登校、いじめ、引きこもり、虐待などを経験した著者が
迷える人達に心のメッセージを贈る、言葉のかけらを拾い集めてください。

レントゲン今年の8月に撮った心臓のレントゲンである。この画像を見て医療関係者であれば直ぐ判断できると思う。私の心臓は健常者の心臓と、比べるとその機能は半分もない。心肺機能が低いので尿もまともに出ないから利尿剤で無理矢理出す。通常心臓の大きさは握り拳程度の大きさだと言う。この画像は手術後18年経過した後の物なので、それで小さくなった方。術前はこれを遙かに超え、黒い肺の部分が殆ど見えていなかった。「貴方よくこれで持ち応えていますね」心臓外科医の言葉に思わず笑ってしまった。心臓はいたって単純な臓器で、筋肉の塊。同結節という部分から電気を送りその信号によって動いている。一日約10万回拍動する。母胎に宿ってから死ぬまでのその心臓の一生は全身に血液を送る作業に費やされる。天文学的な数字。働き詰めで、休むことが許されない臓器。私はスポーツが出来ない。人工弁が入っているからだ。SJM弁といい、その時計の秒針に似た「カチカチ」は命の音である。いつ壊れるか知らないし、保証書もない。風任せの命だから簡単に明日の約束は出来ません、残念。