潤滑油の交換  | 新・発動機とともに

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6.5.13 (月)☔ 21℃


先日、そりお号と昴号の潤滑油を交換しました。

両車とも指定は0-20と言う、ショ〜ワの時代には無かった代物です。


発動機や補機類も、省燃費の設計なんでしょうが、人間が古いのか、それとも気分の問題なのかしら〜?


あたくしの頭には、0-20が浮かんで来ません。


過給器も馬力も無いドノ〜マルの標準🚙ですが、今年も酷暑が目に浮かびます。

サラサラ油で大丈夫かと…?

大丈夫なんでしょうね。


飛ばす訳でもなく、遠距離を走るのは年に数回、どちらにしても大した違いは無く、問題は無いはずですが、単に思考が古いだけでしょうか。


気が付けば、毎度の5-30を手にして、レジに突っ立っておりました。


お店の👩さん曰く…

「0-20がお勧めですよ~♪」

「量り売りもありますよ〜♪」

「燃費もよいですよ~♪」


仰ることは重々承知なんですが・・・5-30でよい。

今やショ〜ワ原人と化した脳みそは、かの一徹⚾と同じ様に、👩さんのお言葉を頑なに拒否しておりました。


そんなんで、潤滑油とフィルタ〜を交換します。

2台で3.3+4.4=7.7L

4L缶×2をお買い上げとなり。


油も高くなったなぁ~¥⤵


余った0.3Lは、発電機の潤滑油(0.25L)に使います。



かっての零式、以前も書きましたが、当初は戦前にストックした🇺🇸の潤滑油を使ってました。

無敵と言われた一端には、🇺🇸製潤滑油の存在がありました。

それが無くなると、品質の劣る国産の潤滑油や再生油となります。


🇺🇸🛩の発動機は、何時もピカピカで油漏れはなし。

燃料はオクタン価100…


片や🇯🇵の発動機は常に潤滑油が滲んで黒く汚れ、一度飛行したら潤滑油は要交換、点火栓も全て外して磨き、燃料のオクタン価は80程度でした。

極寒の地では、発動機にカバ〜を掛け、一晩中寝ずに練炭で暖めながら翌日の飛行に備えて…


潤滑油、燃料、様々な部品、素材、工作精度の問題にたどり着きます。


整備の苦労は相当なもので、そんな記録を目にします。


そもそもの始動でさえ、🇺🇸は通常はセルで一発、機体に搭載した重い蓄電池やマグネットも何のそのです。


🇯🇵の海軍機は慣性ハンドル(エナ〜シャ〜)を二人掛かりの人力で回し、慣性が着いたらプロペラ軸に接続して、スイッチオンで点火栓と、🚙のクランク始動みたいなものでした。

失敗すれば、点火栓はかぶって始動不能です。

点火栓を外してやり直し。


陸軍機も似たようなものですが、通常、整備された場所では始動車を使って、ペラの先端を車の動力で回わす始動でした。

押しかけの動かないバ〜ジョンです。

人力でも可能でした。

海軍基地に不時着したら、始動車が無いため飛べなかったと言う話しもあります。


戦後、P51が進駐して離陸する時に、パイロットが独りで発動機を一発始動させ、離陸して直ぐに横転をかまし、上昇する姿に唖然としたと言う記録もあります。


基礎工業力の差は歴然でした。


さて、我が🚙の潤滑油を交換しました。

酷暑、猛暑を乗り切ってくれるでしょう!


あたくしの潤滑油は・・・


⇒程々の🍺でしょうね。

1日に350ccだけ。


ドクトル様が、よ〜く監視しておりますのよ。(*^^*)