本日はキハ58系「TORO-Q」タイプを紹介します.「鉄道模型コンテスト2023九州大会」の会場内で発表されていましたが,
(実際の列車とは異なります)
これまでの「鉄道模型コンテスト九州大会」のことを考えますと,この製品化は必然的でした.九州では,この編成は一度走ったのみですが,大変な人気があります.
当時のJR九州でよく採用されていた水戸岡鋭治氏によるデザイン(ただし,文献によってはこのように書かれていないことがあります)を意識したデザインです.しかし,何よりもトロッコ列車では体で風を受け止める経験ができることが重要です.
発表した際に「中間の3両はどうするのか?」という疑問が出ており,「開発することを検討している」という発言が会場でありました.そして,現在も開発中です.KATOのラインナップにはトラ70000,それもこのトロッコ列車に使用できる車両の金型はありませんが,3Dプリンタで,小型の車両であれば製品にできるようになったのも大きいです.どのような製品になるか楽しみではあります.ただし,価格は安くならないと思います.