鉄道コレクション第14弾 大井川鐵道 クハ861 | 金屋代かずおのお部屋

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かつて存在した大井川鐵道の納涼電車

いよいよ明日,鳥塚亮 有限会社パシナコーポレーション社長(パシナ倶楽部) 代表が,大井川鐵道の社長に着任します(*).それを記念し,筆者の大井川鐵道のコレクションから一つ紹介します.鉄道コレクション第14弾に含まれていた「クハ861」です.2011年に発売されました.当時の価格は5%税込で735円,発売予定の「第33弾」と比較すると値上がりが凄まじいものになっています.この10年以上で,生活必需品や給与は3倍にはなっていません.

 

車両は元々名鉄の車両を改造したもので,側面は吹き抜けになっています.もはや原型はとどめていません.改造種車となる車両と同形式の車両も同じ鉄道コレクション第14弾に収録されています.ただし筆者としては,今後のSL列車には確実に外気に触れられる車両が必要だろうと判断して,模型では設定しておこうと思って購入したため,持ってはいません.「SLやまぐち号」はもちろん,「デュランゴ・シルバートン」は貴重な体験でした.その後,「SL大樹」では貴重な12系客車からの改造車であってしまったものの,展望車が用意されています.

 

電車ですが,SLに引かれたことがあったようです.1999年に廃車となりましたが,比較的長期間沿線に放置されていたようで,トーマス号の運行開始前後までは存在していたようです.大井川鉄道ではトーマス以前に独自IPの「SLくん」や,アンパンマンのキャラクター「SLマン」をモチーフに改装した機関車も走っていました.

 

鳥塚社長にとっては3社目となるローカル鉄道の社長業,筆者としても大いに注目しています.ちょっと遠い(感覚的には「えちごトキめき鉄道」より遠い)ですが,在任中1度は訪問できればと思いたいです.

まずはSLの煙を体全体で受けられる車両「スイテ82」の整備に期待します.

 

(*):えちごトキめき鉄道の社長は6/26を持って退任されました.お疲れ様でした.後任として,平井氏が就任されています.