【DD51 800の日】KATO 7008-G 高崎車両センター | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

東日本のSL運行を支える

本日は5/18です.そこで,「DD51 800」である,2022年に発売された高崎車両センター仕様の製品を紹介します.KATOでは以前「842号機」を製品化しており,そのリニューアル版です.

製品はお召し予備機として整備された895号機がプロトタイプです.特徴的な銀色の煙突なども抜かりなく,カプラーはグレーになっています.

主に東日本のSL運行の際に一緒に使われることが多いです.それ自体も貴重で重要な車両ではありますが,模型的にもSLより一ランク人気が落ちることは否めず,筆者としては「D51 498」が未導入ですが先にこちらを購入することにしました.「D51 498」については時代設定違いも含めて,今後も入手できる機会は多いと見ています.

このDD51でもう一つ重要な列車が,八高線のセメント列車でしょうか.ホキ5700やタキ1900を携え,中央本線方面へと走って行きました.

 

 

JR東日本では引退していますが,各種工事列車にも広く使われました.

 

SLの補機として使用されるDLは重要ですが入手しにくい傾向があるので,今後もSLを差し置いて投入されるケースがあると思います.

 

追記:DD51の後継となる「GV-E197系」が12系を引く試運転が実施されたと報じられています.この機関車もそう長くないのかもしれません.

 

https://railf.jp/news/2024/05/17/150700.html

 

  夏の臨時列車

5/17に,JR旅客6社は夏の臨時列車を発表しました.最も目を引いたのは新宿→白馬を夜行で運行する「特急アルプス」でしょうか.過去に「急行」や「ムーンライト信州」で運行されていた列車が,現代の事情に合わせて特急化し,久しぶりに設定されました.列車名が「あずさ・かいじ」ではないので座席未指定券では乗車できず,A特急料金(甲府(竜王)まではB特急料金)が適用され,運行当日が繁忙期であるため,新宿→松本・白馬の特急料金は3,150 円です.運賃と合わせると7,000〜8,000円程度ですが,昨今は高速バスも本数が少なくなっていたり,価格が高くなっていますので,実に嬉しい設定ではないでしょうか.E257系9両編成が使用され,乗務員6名(運転士・車掌が甲府・松本で交代)でバス8台分以上の乗客を運ぶことができる鉄道の底力を見せることになりそうです.天候に左右される登山向けの列車ですが,1ヶ月前発券は必須と言えます.

 

https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240517_ho01.pdf

 

逆に言えば,「青春18きっぷ」などで夜通し移動する時代は完全に終了した,ということです.

 

また,185系の多客臨は,7/21の大宮〜越後湯沢の「谷川岳もぐら」「谷川岳ループ」を持って,設定がなくなります.