24/3/16 第2章その3 北陸新幹線の見学に最適!トレインパーク白山 | 金屋代かずおのお部屋

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北陸新幹線を一望できる新スポット

これまでの旅路

 

 

 

北陸新幹線の金沢〜敦賀開業に合わせ,沿線の観光施設も次々と整備されていますが,今回筆者は「トレインパーク白山」こと「白山市立高速鉄道ビジターセンター」を訪問しました.

道中の「西松任駅」はこの3/16に開業した駅で,この日はイベントが駅前で行われていました.

最寄駅はIRいしかわ鉄道の加賀笠間駅です.駅にはJRの券売機が残っていました.

(IRの券売機は別にあります)

加賀笠間駅からトレインパーク白山へは路線バスが運行されています.歩いて行く場合はIR線路沿いの公園遊歩道を通ることができます.

 

  トレインパーク白山

「白山市立高速鉄道ビジターセンター」に到着しました.「トレインパーク白山」の愛称が付けられ,北陸新幹線より一足早く,3/13に開業しました.

まずは1Fの「新幹線 学びと体験エリア」を見ていきましょう.入場料は500円です.現在は1時間あたり120名の入場枠制となっており,webでチケットを買うこともできます.

まずは北陸を含む各新幹線の紹介から始まり,グランクラスシートに座ることができます.感想としては,飲料・軽食があるグランクラス(A)はともかく,飲料・軽食なしのグランクラス(B)はグリーン車に比べて追加で3,000円程度を支払う(しかも株主優待割引は適用されない)ほどか,という印象を受けました.

この施設ではどちらかというと新幹線の技術を紹介するという点が強く,機器の動作確認体験ができます.新幹線ができたからとはいえ,この地域から親子で大宮や京都の鉄道博物館へ行くのは大変ですのでその点でも非常に嬉しい施設です.

この施設では保線の技術展示も充実しているのも特徴です.鉄道の仕事の幅広さが伝わるのではないかと思います.正直,筆者はこのトロリ線が摩耗しているのはわかるのですが,では具体的にどのように測定するのかというとすぐに方法を掴むことはできませんでした.

シミュレーターもあります.こちらは別料金となっています.

おそらくは整備予備品,廃車発生品(W7・E7系は令和元年東日本台風の影響で多数の廃車が出ています)が使用されていたと思いますが,これだけの資料を揃えて500円で公開するというのはなかなかお得ではないかと思います.

 

続いて,4Fの展望デッキに移ります.4Fのエリアは1Fまたは,子供向け遊具がある3Fエリア(入場料は付き添いの大人1人につき500円,子供4名まで入場可能)のチケットを持つ方が入場でき,動線の先には白山総合車両所の内部を見学できるようになっています.わかりにくいですが,この画像にも1本,奥の方に在線しています.

白山総合車両所では過去に一般団体客を対象にした見学会を行っていましたが,おそらくはこの見学会の役割も「トレインパーク白山」が担うものであると思います.

 

そして,5Fの展望デッキはチケットなしで入ることができ,

市名の白山もよく見えるのですが,やはりこの場所の売りは

高速鉄道,でしょう.凡その通過時刻も掲載されていますので高速鉄道列車が次々と行き交う姿を思う存分見ることができます.よく見ると架線柱に「大阪」の文字があります.早く大阪に繋がると良いです.動画にもまとめましたのでご覧ください.

このような見方をしているところでE7系とW7系を判別することは難しく,やってくる新幹線が実質1種類であるのは仕方ないといえます.「East-i」が来る日はとんでもなく賑わいそうな気がします.

 

この日のこの時間帯はテレビ金沢が「かがやき その先へ」と題した開業記念特番を,このトレインパーク白山から生中継を行っていました.

 

なお,「トレインパーク白山」および周辺にはレストランはなく,食事をする場合はキッチンカーやマルシェを利用することになります.ちょっとした緑地もありますので,今後地域の親子連れで大いに賑わうのではないかと思います.

 

それでは,金沢へ戻りましょう.

金沢に到着した際,字幕には「ハピラインふくい」の文字が表示されました.この521系J13(車番48)編成と,連結されていたJ14(車番49)編成はハピラインふくいに譲渡されたものと思われます.現状「ハピラインふくい」色は1本しかなく,現時点では外装での判別は難しいです.

昼食は「ゴーゴーカレー 金沢駅総本山」でいただきました.ゴーゴーカレーは全国,いや,世界展開しているのですが,やはり駅ナカにあるのは正義といえます.

 

次回の「【旅行記】23/3北陸新幹線」は,「3/16 第1章その1」をお届けします.この記事から約10時間前の出来事です.当初は最後の記事にしようと思っていたのですが,思うことがあり,「3/16 第1章」は3/22までに掲載する必要があると判断しました.

 

続く