24/3/2 予土線伊予灘ものがたり ぽっぽ編・茜の章 その3 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

住民の皆様の大歓迎

「【旅行記】24/3四国観光列車」は3/1編と3/2編で交互掲載です.今回の記事は3/2編のその3です.

 

これまでの旅路

 

 

 

 

近永駅を過ぎても沿線には見送る・撮影する方々で大変賑わっていました.沿線のどこを見ても地域の皆様からこんなに愛されている列車は,(本運転を含む)この列車が全国でもトップクラスではないかと思います.

その頃,車内ではボードを使った記念撮影と,食後のコーヒーの提供がありました.記念撮影は「はい,いーよ!」の掛け声でアテンダントの方がシャッターを押してくれます.また,コーヒーカップは砥部焼が使われています.一部は車内に展示されています.どの柄のカップが使われるか楽しみです.

 

  松丸駅にて

駅舎に温泉施設があることで知られる松丸駅ではこの日,「予土線50周年記念感謝祭」が開催されており,大変な賑わいでした.乗っている方からすると,ゲーム「桃太郎電鉄」の目的地到着を思わせるシーンです.

「住民は 大歓迎ですぞ!」

ゲームと異なりこの駅に到着しても金銭・カードはもちろんグッズがもらえるということはありませんでしたが,愛媛と高知を結ぶということで,よさこいの披露,

そして,もちまきがありました.もちまきが盛んである山口県でもここまで盛り上がるもちまきが開催されることはあまりありません.また,道路の奥には食品などを扱うマルシェがありますが,残念ながら「伊予灘ものがたり」車内までは持ち込めず,筆者もベーコンを買ってその場で食べていました.

そして,広見川を渡った駅の反対側からも多くの皆様に見送られ,出発します.

 

  高知県へ

列車はトンネルをくぐると高知県へ入ります.四万十川との合流地点が近いということもあり,予土線の車窓にも四万十川に複数存在する沈下橋が見えてきました.

そして,この列車の本当の目的地,江川崎駅へ到着です.

江川崎駅では「鉄道ホビートレイン」の列車がやってきていました.

まずはその2列車を同じ画面に収める画像を撮影し,江川崎での滞在を楽しむこととします.

予土線にはこの先も線形が比較的良く,四万十川を上っていく綺麗な車窓が望めますが,もし,(はっきりとしていないものの)ものがたり列車に自治体の金銭的な関与がある場合,この区間を運行する列車は「伊予灘ものがたり」の車両ではなく,「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」の車両を使うことになると思います.実は「ぽっぽ編」に乗車した方の一部はこの「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」に後程乗車するツアーに参加されていますが,いつの日か,この2列車が江川崎駅で並ぶ日が来ることを祈ります.

災害によりレールの撤去に必至がかかってしまった「美祢線100周年」と異なり,「予土線全通50周年」を無事祝えたのは本当に素晴らしいことです.おめでとうございました.

 

 

続く

 

 

 

  今後の記事スケジュールについて

「【旅行記】23/4四国観光列車」の次の記事は3/1編で,琴平駅への到着を扱います.

 

3/2編は,この内容の続きから後半・折り返しの「ほくほく編」へと移ります.その前に,3/2に宇和島まで到着した話をすることにいたします.

 

なお,当ブログでは3/14にトミーテック新製品の発表・受注開始に合わせて「【模型新製品】トミーテック」の記事を書く可能性が高いこと(*),3/16ダイヤ改正が近づいており,普通列車用車両・貨物機関車の運用など前日・当日にならないと判明しない事項もあることから,大変申し訳ありませんが,「【旅行記】23/4四国観光列車」は一時中断となる予定です.

 

(*):「【模型新製品】トミーテック」は必ずしも受注開始当日に書くとは限りません.また,受注開始製品の内容によっては,それを意識した全く別の内容を書き,受注開始製品をリストで紹介するのみであることがあります.

(いずれも前例があります)