24/3/2 予土線伊予灘ものがたり ぽっぽ編・茜の章 その2 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

優しさ溢れるおもてなしも魅力

「【旅行記】24/3四国観光列車」は3/1編と3/2編で交互掲載です.今回の記事は3/2編のその2です.

 

これまでの旅路

 

 

 

 

 

  予土線へ向かう

列車は予土線へ向かっていますが,食事はすでに用意されていますのでここで口をつけることにします.寿司・ローストビーフ・山菜など海の幸・山の幸をふんだんに使った,宇和島の料亭「和日輔」さんと,通常便でも「伊予灘ものがたり」に納入されている松山市のレストラン「ヨーヨーキッチン!」さんの豪華な弁当となっております.質はもちろん量もそれなりのものですが,これは旅程上「朝食」として用意されています.実際に筆者もここまでの旅程でおにぎり1つ程度しか食べておりません.

また,アルコール・ソフトドリンクなど,通常便の「伊予灘ものがたり」で提供されるメニューは出すことができ,筆者はこの便では「清見のみかんジュース」を選びました.アルコールに口をつけたいのは山々ですが,筆者にはこの旅の最後に,自動車で周防大島へ向かう大仕事が待っています.

今回のツアーの目玉は地元の方々,特に地元の高校生の皆さんが積極的におもてなしを行なっていることが特徴的でした.伊予宮野下駅周辺の北宇和島高校三間分校の皆様は,どんぐりアレンジメントを参加者の方に配布されていました.

その伊予宮野下駅に停車し,下車もできたのですが,停車時間はそれほどありません.帰りの「ほくほく編」で主に取り上げることになります.

沿線では撮影者の方もちらほらいます.この列車のように,都市部で通常走行しない列車が走行しようようものであれば,撮影に適した場所いたるところにカメラの砲列ができるのですが,ここは愛媛県の最西部です.

それ以上に,沿線の皆様が思い思いの方法でこの列車に対して手を振っていただける光景があちらこちらで見られたのが印象的でした.SLやクルーズトレインでもこのような光景が見られるとは限りません.アテンダントの方も,このように手を振っていらっしゃる方々を見掛けられた場合は案内されます.

 

  近永駅

鬼北町の中心部,近永駅に到着しました.

ここでも,今度は北宇和高校の皆様がおもてなしをされていました.内容は「カニカマクリームコロッケ」の配布・試食や,乗馬体験などでした.コロッケのお味は普通に美味しいものでした.

しかし,近永駅といえば「きっぷ」が有名かもしれません.簡易委託駅であり,予土線(宇和島駅含む)発のJR四国線内のきっぷを1枚1枚丁寧に作ってくれます.特にこだわりがなければ近永駅から目的地までの切符を購入するのが無難であると思います.おもてなしに応えようとするのであれば,マルシェなどを利用するのみならず,沿線の駅できっぷを買うのが正しい回答かもしれません.

なお,かつては全国の路線の切符を作っていたのですが,2024年現在は上述を中心とした内容に変更になっておりますのでご注意ください,

 

https://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/pdf/chikanaga-st_info.pdf

 

近永駅を出発します.近永駅では,「ほくほく編」においても別の形でおもてなしを受けることになります.

 

本当におもてなしをされるなど駅に集まっている方々も,モザイク加工をするのが勿体無いほどの笑顔であったことがとても印象的でした.いかに「伊予灘ものがたり」が地域を超えて愛されているのかがよくわかります.各駅でおもてなしをされました皆様,本当にありがとうございましたと同時に,3/10の「予土線三兄弟三重連」も同等に盛り上がることを期待します.

 

次の「伊予灘ものがたり ぽっぽ編」の停車駅は松丸駅です.この日松丸駅では「予土線感謝祭」が開催されていました.ということは,ということです.

 

続く

次の「【旅行記】24/3四国観光列車」の記事は,四国ロイヤルエクスプレスを高松駅で見送ります.列車の向き交換と機関車交換が行われる重要なシーンです.

 

 

 

その前に,鉄道模型関係の記事を一つ書く予定です.