KATO 2024/7〜8 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

 

16番鉄道模型で物流シーンを再現

2024/3/1,KATOは主に2024年7〜8月に発売する鉄道模型車両製品などを発表しました.早速見ていきましょう.特記なしは2024年7月発売予定です.

 

 16番 DD51

KATOの16番のDD51はその出来と価格から16番鉄道模型の入門に最適であり,筆者が最初に買った16番の動力車もこれです.先日再販された「暖地型」に続き,今回は「寒地型」,そして「JR貨物更新車色」が再販されます.JR貨物更新車は過去にスターターセットとして発売され,既存の製品をJR貨物赤更新色に塗り替え,「856」,そして今回の製品では「857」のナンバーが含まれます.屋根が違う,列車無線アンテナがないなどかなり差異がありますが,KATOの16番製品に求める差異ではありません.その分,価格は20,900円(10%税込メーカー希望小売価格)に抑えられています.

DD51 857は最後まで残り,2018年9月には「平成30年7月豪雨」の影響による山陰本線迂回貨物列車でも使用されました.当然,筆者の導入候補になってきます.

なお,山陰本線迂回貨物列車は,全て「コキ104型」の6〜7両編成で,タンクコンテナが積載される機会が多い列車でした.

 

  その他の製品

  • 4月発売予定で,「旅するNゲージ」と題して,先頭車のみの製品が一般に販売されます.TOMIXの「ファーストカーミュージアム」と異なり,主に外国人観光客の方々へのお土産品としての展開になります.
  • 5月発売予定で,ナローゲージ用の9mmゲージユニトラックが発売されます.KATOでもOO9(1/76 9mm)の「スモールイングランド」シリーズを手掛けているほか,鉄道コレクションの「猫屋線シリーズ」など,ナローゲージの鉄道模型製品が近年入手しやすくなっており,その走行にぴったりです.
  • 東急4110F「Shibuya Hikarie」号が仕様変更されて再販されます.
  • E353系が再販されます.
  • ヨ8000が,車番・表記が変更されて再販されます.
  • 5月に,ユニトラムの電動ポイントが再販されます.
  • 5月に,HO用のフレキシブル線路が登場します.これまでは海外製品しかなく,ある意味では待望の製品であったと思います.コルク道床も同時に登場します.
  • 5月に,フレキシブル線路をユニトラックに直接接続できる「ジョイント道床」がN・HOの両方で登場します.
  • 北陸新幹線敦賀開業を記念して,8月にE7系・W7系が登場します.荷物置き場が設置された最新の仕様で,敦賀開業後の運用を再現できるシールが付属します.
  • 225系100・700番台「Aシート」車を含む編成が登場します.
  • 683系0番台「サンダーバード」リニューアル車が再販されます.
  • アメリカ型では,アラスカ鉄道とBNSF鉄道のSD70MACが9月に登場します.各鉄道うち1製品は記念塗装で価格が異なります.
がしかし,筆者にとっては以下の製品の検討を真っ先に進めなければなりません.

 エンドウ HO ドクターイエロー

2023年2月に,2024年9月に少量再生産され,入手する場合は2024年3月中旬までに予約してほしいと,メーカーからアナウンスされています.ドクターイエローといえば最も著名な鉄道車両の一つです.プラスティック製ではあり,価格は149,600円もするのですが,室内灯やインテリアは再現される上,同程度の価格帯で比較検討されうる,TOMIXの16番の285系,「トワイライトエクスプレス」よりもはるかに著名な車両です.HOの線路を使って一般公開しているのならほぼ必須といえると思われ,筆者にとっては非常に厳しい決断をする日が近日中にやってきます.

 

なお,仮にこの製品を導入した場合は,この製品はHOゲージ(1/87 9mm)ではありますが,紹介は「【模型車両】16番東海・西日本以西」になります.2021年の製品化より価格が数万円上がっていますが物価高の世相ではやむを得ず,筆者にとっての追い風は,Nゲージや各種旅行に「ゴール」が見えていることであると思います.

 

本日の記事内容は以上です.

 

2024/2のアクセス

Amebaブログのアクセス解析機能によると,2024年2月に30,912件のアクセス,22,429件の訪問者数のカウントがありました.いつも当ブログをご覧いただき,ありがとうございます.

 

のぞみのグリーン車に乗る機会はあまりありませんが,それだけに反響が高い記事になっていました.