これまでの旅路
まず,前回の記事で「『博多〜鳥栖』ではゆふいんの森を利用する九州ネットきっぷは発券できない」と書きましたが,実際には購入することが可能でした.価格は1,340円です.「博多〜鳥栖」では「みどり・リレーかもめ」を使用する前提であるのか,JR九州が作成したリストにはD&S列車利用の「博多〜鳥栖」の価格が掲載されていません.
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/ticket/rule/01/img/20231001netokip.pdf?_gl=1*1rnhfge*_gcl_au*MTUxOTY1Njk1NC4xNjkwNzY5NzA1&_ga=2.264134793.400267769.1691308389-1052239586.1682898532
さて,博多駅に到着しましたが,2022年と比べて,天神に行く方法が一つ増えています.それは「地下鉄七隈線」です.2023/3/27に開業しました.建設途中には博多駅前の道路が陥没するなどのアクシデントもありましたが,それらを乗り越えて築き上げた地下鉄はそれ相当の利便性をもたらし,こと,沿線の大学への通学は非常に便利になりました.
しかし,あとでできた故に博多駅を普通に歩いていると分かりにくい場所にあるのも事実です.
気がついたら外に出ていました.七隈線の博多駅は,JRより海側,空港線より南西側にあるとあります.
ようやく入り口に辿り着きました.
やや小ぶりな車両であるのが特徴的です.筆者としても,七隈線に乗車するのは初めてです.
途中に「櫛田神社前」駅があり,程なく天神南駅に到着です.天神南駅の方が西鉄福岡天神駅にも近い上,なんといっても大丸福岡天神店,エルガーラ棟にも地上に出ることなく到達できるのが大変嬉しいです.
そして,鉄道模型コンテストの会場に入ります.鉄道模型コンテストの入場料は1,000円でしたが,「ミニジオラマコンテスト」(および本選(人数制限あり),T-TRAK)の出展者は無料で入ることができます.
鉄道模型コンテストの上位入賞作品は,2023/8発売の「N」「RM MODELS」「鉄道模型趣味」に掲載されていますのでご覧ください.
帰りも七隈線です.博多駅では動く歩道が整備されており,空港線ホーム・出口もさほど遠くはありません.博多〜天神がググッと近くなりました.
なお,この開業により七隈線と空港線の乗り換え駅は博多に変更とななっており,基本的には運賃は博多駅経由で計算されるほか,一定期間は天神駅・天神南駅での乗り換えとなる定期券も発行されているとのことです.
これで主目的を果たしましたが,もう一つ見ておきたい場所があり,「その9」として記事化します.
To Be Concluded