2023/5/14 JR貨物下関駅 JR貨物フェスティバル その2 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(目の前に貨物列車が!)

 

今回は去る5/14に行われた「JR貨物フェスティバルin下関」の続きとなります.

 

 

 

  第83列車の荷役実演

第83列車(以下「83レ」)は下関駅に到着する列車の一つで,なんと,JR貨物フェスティバルの開催時間中に発着します.本来83レは日曜日運休ですが,今回は特別に運行されていました.

貨物駅構内はそれなりの広さであり,列車の動きに合わせて移動しようものなら危険極まりません.したがって筆者はコンテナホームに陣取り,奥から83レの入線を観察しました.下関駅の,本線すぐ東側の線路は電化されています.

なお,画像には収められませんでしたが,JR西日本下関総合車両所へ向かう車両もここを通ります.

到着後,83レは貨車を引き上げ線に入れてEF210を切り離し,DB500が移動を開始します.ここから先はしばらく画像をご覧ください.

 

 

この展示の特徴としては,実際に入れ替え作業に携われる方が無線でのやり取りを構内に放送していたことが挙げられます.従いまして,筆者が公開している動画において,会場内の音声を収録することができません,違法になりかねません.

 

その後,テキパキと作業が進み,無事,7両の貨車を2つに分けることができました.動く車両をこのような間近な場所で見られる機会は貴重ですが,大変に危険であることには変わりありません.今回でもスタッフの方が何人も集まって監視されていたことも印象的でした.

 

その後,DB500-1の車内も公開されました.

DB500-1の車内の画像も公開を控えますが,代わりにDB500の詳細の画像を一部公開します.「北陸重機工業」は近年入れ替えようの液体式ディーゼル機関車を製造しています.

DB500と言えば片面いっぱいの窓が特徴的で,安全確認はしやすいです.運転台側からキャブ側を見て右側が死角になっており,場合によっては立ち上がって運転操作をすることもあるのではないかと思いましたが,そんなことはなかったようです.

 

その後,荷役の様子も実演されました.少しでも物流に興味を持つ子供が増えれば良いなと感じます.

 

ナンバープレートはこれらのほか,1つがオークションにかけられました.このようなものが残っていたとはとも思いました.

 

筆者は目的を果たして疲れを感じていたこともあり,予定よりも早く会場・下関駅を後にすることにしました.機関車には別のヘッドマークが取り付けられていました.運転台には長い長い列ができ,すでに見学に受付を閉めていたほどでした.

 

帰りもバスに乗ります.

イベント終了まであと2時間程度ですが,この時間帯にもまだまだバスに乗った来場者の方々の姿がありました.通常意識することが少ない鉄道貨物輸送の裏側を知る良い機会になったのではと思います.

 

なお,2023年は貨物鉄道輸送150周年ということもあり,今後全国で貨物駅の公開などのイベントがあると予想されますということを書き,この記事を締めます.ご覧いただきまして,誠にありがとうございました.