(TOMIXブランド製品でまさかの再登場)
4/13 16:00に,トミーテックは主に2023/10に発売する新製品を発表・受注開始しました.また,詳細は割愛しますが,「プラレールリアルクラス」や2023/8〜9に発売予定のジオコレ製品も発表しており,車齢70年程度でありながら家庭用エアコンを装備して活躍する「とさでん交通210番」などが製品化されます(製品に室外機のパーツはなく,発売中のジオコレ製品に付属する室外機を乗せる形になります).
それではTOMIX製品を見ていきます.
485系上沼垂運転区・T5編成・はくたか
新潟の485系の新たなバリエーションで,今回は全車窓が大きいグレードアップ車・ほくほく線乗り入れに対応した「T5編成」が登場します.先頭車・新規製作のモハユニット1組に1500番台が含まれる編成で,今回の製品はTOMIX製品のカタログモデルとしては珍しく車番印刷済みとなります.TOMIX製品では作り分けが細かく特定の編成にしかしようがない製品も多々ありましたが,車番印刷済みとは大変助かる仕様です.
基本セットのみで一時期見られた「T19編成」に見立てることも可能なセット構成です.この製品一つからも,TOMIXの企画力がかなり上がっていることがよくわかります.
なお,この「T19編成」はその後勝田に移籍,「K60編成」として使用され,こちらも過去にTOMIXで発売されていました.
クモハ73系 可部線
緑にオレンジの警戒色が入った72・73系の「可部線」仕様が登場します.この仕様は2002年ごろに「限定品」として販売されていましたが,仕様を大幅に変えて再度登場となりました.
1970年の呉線電化に合わせて導入されましたが,4両編成で運用されたり,現在と異なり横川駅・海田市駅で折り返すことも多かったようです.1984年まで活躍していました.
また,車両の個体差が大きく,今回の製品も「サッシ窓の比率」「トイレ付き」「前面の通風口」を再現,それに応じた車両の番号がこちらも印刷済みとなっております.
製品は「クハ79-クモハ73」の2編成の4両セットです.
旧製品の記事はこちらになります.
筆者のコレクションでは最古参級ですのでどのように対応しようか悩ましいところです.次へ繋げたい一方,この製品の価格帯では他に優先したい製品があるのもまた事実です.緑表示ですが実際に導入するかどうかは微妙です.
3枚目
- 313系8000番台が仕様変更再生産されます.現在の静岡地区の運用に対応した前面表示パーツが収録されますが,これは,出荷時に車番や所属表記が印刷されていないからこそ効果がある演出であると思います.
- キハ185系の「剣山」色が製品化されます.
4枚目
- 南部縦貫鉄道のレールバスキハ101・102が仕様変更再生産されます.ライトがLEDになる,モーターがM-13になるなどの変更がなされましたが,5,000円以上の値上げとなりました.
- JOTのUR18A-10000型コンテナが登場します.