(南宮崎に検測車現る)
これまでの旅路
時間が近づいていましたので713系に乗りに行くのですが,ここでなんと,「マヤ検」「マヤ34 2009」に遭遇しました.国鉄時代に製造された検測車であり,現在は主にDE10のプッシュプルで運行されることもあり非常に人気の車両です.どれほど人気であるかといいますと,2021/3に日南線の飫肥駅を訪れた際,子供が描いた絵が展示されていたのですが,普通列車ではなくマヤ検の絵を描いていた子供がいたほどです.
せっかくですので少々詳しくみて行くことにします.
マヤ34 2009の特徴として,ヘッドライトが追加されていることがあります.やはり年季は入っています.
前回の全検は「28-8」であったそうです.仮に客車の全検周期が6年であれば「2022-8」のタイミングで全般検査をしなければなりませんが行われておらず,JR九州ではこの車両の全検周期を8年で運用している可能性があります.JR九州にとってはこの車両の代替をどのようにするのかも一つの課題です.JR西日本のキクヤ141に頼ることも一つの選択肢です.
余談ですが,筆者はこの旅でキヤ141系も見かけることになります.
マヤ34はこの場所で切り離されました.今回は1638号機と1756号機が運用されていました.
ちょうど「きりしま13号」が出発していきました.
それでは改めて,713系に乗ることとしましょう.
なお,記事の構成上「【旅行記】2023/3 713系・吉都線」は一時中断し,次回の旅行記は「【旅行記】2023/2 混色スーパーやくも」の残り2記事とする予定です.
続く