【1/20発売】TOMIX 7163 EF510-301 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(待望の第4代銀ガマが通常運用開始前にまさかの発売)

 

本日は,1/20に発売されたTOMIXの「EF510-301」を紹介します.昨今の運送事情の関係により,山口県では発売日に商品が並ぶことは無くなりました.また,当ブログは毎日更新ではないこと,1/20の発表では「田布施・柳井〜広島の高速バス廃止」が,地域の公共交通情報も扱う当ブログの運営上大きな話題でしたので,紹介が遅くなりました.

 

2021/3/31,JR貨物が発表した2021年度事業計画において,以下の事項が発表されました.

車両部門では、故障による輸送障害を未然に防止するため老朽車両の取替を 計画的に進め、九州地区については取替後に EF510 形式機関車を導入すること から、九州用に仕様変更した EF510 形式の走行試験を行う。

(参考:

https://www.jrfreight.co.jp/info/2021/files/20210331_02.pdf

のp8)

 

鉄道模型の導入においては鉄道事業者の発表がきっかけになることが多く,筆者はこの後目の色を変えてEF510形式(JR東日本仕様除く)を探しました.九州用のEF510形式は北陸用のEF510を改造して投入すると思ったためです.

しかし,出てきたのはなんと,車体が銀灰色,「RED THUNDER」たる所以を裾部の赤線に残す新製車「301号機」でした.

その後,試運転を繰り返す中で現用機に匹敵する人気車両となり,九州鉄道記念館で撮影会が行われるほどになりました.

 

 

量産機が登場する頃にはプラ製Nゲージ鉄道模型製品が登場するだろうなと思ってみたら,なんと本格的な運行開始前に発売されてしまいました.ただし,TOMIXは初回の1本・1両が登場した時点で製品化・発売されるケースが多々あります(例:E233-3000系横コツE-01・E-51編成,EF65 2139,EF64 1028,HC85系).

 

前置きはこの辺りにしておき,製品を見ていきます.

製品はこれまでのEF510と異なり日本製です.ナンバープレートも裏面の取り付け足の部分にランナーがつくタイプとなり,見栄えが良くなりました.正面部分は仕方がない部分があります.

模型では既存の銀ガマ,EF510-509・510と並ぶことも多々あると思います.実車としても模型としても,かなり作りが異なることがよくわかります.なお,筆者のEF510-500の銀ガマはTOMIXの中国製です.先述のJR貨物の発表後慌てて入手しました.

 

 

 

北九州貨物ターミナル〜南延岡・鍋島・鹿児島へ運行するこの車両,量産車登場の際はKATOも含めて製品が追加されることを願います.また,もはや「RED THUNDER」ではなくなりますが,裾部分の帯色が青や緑,白の車両が登場すると面白いことになるのではと思います.